
ぎっくり腰でお風呂に入ってもいい?回復期間・サウナについてもご紹介!
目次
ふとした瞬間に発症する「ぎっくり腰」に悩まされたことはありませんか?
ぎっくり腰を発症したことのある人の中には、日常生活の中の何気ない一瞬の動作で発症したという人も少なくないのではないでしょうか。
ぎっくり腰を発症すると、痛みによって活動に制限が出たり、生活上の些細な仕草や動作で痛みを感じたりするでしょう。
さて、日常生活では欠かすことがないであろうお風呂は、一刻も早く治したい時にどう関係するのでしょうか。
今回は、ぎっくり腰を発症する原因や発症した際のお風呂やサウナの温活による影響などを解説します。
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
ぎっくり腰を発症する原因は?
ふとした瞬間に腰を痛めてしまい、ぎっくり腰になってしまったという方は多いでしょう。
しかし、実はぎっくり腰の原因は、いまだに解明されていません。
レントゲンやMRI検査の所見でも、ぎっくり腰は何の異常も見当たらないのです。
そのため、突然の腰痛の原因が、圧迫骨折や椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症などの所見がないものの発症した際にその腰痛の原因がぎっくり腰であろうと断定せざるを得ないのです。
しかし、安易にぎっくり腰だろうと放置をしてしてしまったり、マッサージをしてしまったりすると腰痛を悪化させることもあります。
その背景には、上記で挙げたような病気が隠れている場合があるからです。
動けない程の腰痛や四肢に痺れや感覚の異常など何らかの症状がある場合には、医療機関への相談をおすすめします。
ぎっくり腰を発症するよくあるきっかけ
ぎっくり腰は、不自然な体制や腰への過負荷などで筋肉に炎症が起こって引き起こされるとされています。
では、発症原因不明のぎっくり腰を引き起こすよくあるシチュエーションにはどのようなものがあるのでしょうか。
多くあるシチュエーションの3つをご紹介します。
くしゃみをした時
くしゃみをする際に、どこに力が入りますか?
実は、くしゃみは自然と全身に力が入っている状態です。
腰への負担が重なっており腰の疲労が蓄積しているとくしゃみのほんの一瞬の力みでもぎっくり腰を引き起こすことがあります。
また、不自然な体制や腰に負担のある体制でくしゃみをした場合にも同様です。
腰の筋肉が固まり、思うように伸縮できないことで炎症を起こし、ぎっくり腰へとつながることもあるのです。
重いものを持った時
ぎっくり腰を発症したきっかけで一番多いのは、重いものを持った時ではないでしょうか。
重いものを持つ時は、腰から背中にかけてある筋肉や腹筋、太もも、ふくらはぎの筋肉など体の中でも大きな筋肉を使っています。
特に下から持ち上げるなどの動作は、より筋肉を酷使します。
持ち上げる体制が悪かったり、腰の疲労が蓄積されていたりするとぎっくり腰を引き起こすきっかけになるでしょう。
立ちあがろうとした時
立ち上がる時に使われる筋肉も重いものを持った時と同様です。
人は、日常生活の中で無意識に大きな筋肉群を酷使してあらゆる動作を可能としています。
立ち上がる姿勢が体をひねっていたり、過負荷のかかる立ち上がり方だったりすると、ぎっくり腰を発症するきっかけになりやすくなります。
ぎっくり腰になったらお風呂に入っていい?
ぎっくり腰を悪化させないためにも、お風呂に入っていいか気になる方も少なくないでしょう。
ぎっくり腰は筋肉の炎症によって引き起こされていると前述しました。
では、その状態でのお風呂にはどのような影響があるのでしょうか。
ぎっくり腰になった直後は避けた方が良い
よく温まって筋肉をほぐすと良いというのは、間違いではありません。
しかし、それはぎっくり腰を発症する前には有効ですが、発症後は治癒を長引かせてしまったり痛みを悪化させる要因です。
炎症部位を温めることは、炎症を悪化させてしまう行為です。温まると血流は良くなります。
そのため、炎症部位にも血流が良く回り、腫れを助長させてしまいます。
お風呂は、湿布などで冷やす行為とは真逆のもののため、悪化を防ぐためにもぎっくり腰になった直後や痛みが強い場合には控えた方が良いでしょう。
お風呂は発症後3日以降
多くの炎症反応は、数日から数週間で落ち着くと言われています。
お風呂に入っても良いとする期間は、人によって異なりますが、痛みが落ち着いたことや発症から3日以上経過したことを目安にすると良いでしょう。
状態が落ち着いた頃にお風呂に入ることによって、それまで安静にしていたことで筋肉が緊張していたものをほぐすことができ、再発防止にもなります。
ぎっくり腰になったらサウナに入ってもいい?
サウナは、全身の血行を良くするため、ぎっくり腰の発症後は控えた方が良いでしょう。
お風呂同様に、炎症を助長させてしまったり痛みの悪化にもつながります。
しかし、慢性的な腰痛や筋肉の疲労などにはサウナは効果的です。
ぎっくり腰の予防や再発防止などの目的でサウナや岩盤浴などは有効的と言えるでしょう。
ぎっくり腰はどれくらいで改善できる?
ぎっくり腰を発症してしまった場合、どのくらいの期間で治すことができるのでしょうか。
また、痛みの程度によっては何に注意したら良いのでしょうか。
1〜2週間で回復する
通常ぎっくり腰は、1週間〜10日程度で改善できることが一般的です。
その中で、痛みのピークは2~3日程度が多いでしょう。
ピークを過ぎた後は、徐々に日常生活を送ることができ、炎症はあるものの痛みもなく過ごすことができる状態になります。
しかし、痛みがなくなったからといって無理な体制や筋肉の酷使は、炎症を悪化させてしまったり治癒遅延を引き起こしやすくなるので注意が必要です。
痛みが長期間続く場合は注意
1週間〜10日程度で改善できることが多いぎっくり腰ですが、2週間や1か月以上など長期に続く場合には、他の病気の可能性があるため、注意が必要です。
発症時はぎっくり腰であっても、痛みがぶり返したなどという時にも注意した方が良いでしょう。
突発的な腰痛の原因には、圧迫骨折、脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニアなどによる神経圧迫などの可能性があります。
進行や状態によっては、手術の適応となることもあります。
また、神経の圧迫は腰痛のみならず、四肢の痺れや感覚麻痺、排尿障害などを引き起こす可能性もあります。
さらに、痺れや麻痺によって転倒することが増えてしまうなどの事象の場合、ほかの部位の骨折なども引き起こしかねません。
痛みが長期間に及ぶ場合や腰痛以外に何らかの症状がある場合は、医療機関に相談するようにしましょう。
広島周辺でぎっくり腰でお悩みの方はセラピストプラネットにご相談ください!
ぎっくり腰は、ふとした瞬間に激しい痛みが現れるとして多くの人が経験のある症状ではないでしょうか。
しかし、その原因の詳細はいまだに解明されていません。
日常生活の中の些細な動作での発症が多く、動作と関連して腰の筋肉の疲労や負荷の蓄積が引き起こされるきっかけの一つです。
メカニズムとしては、筋肉が炎症を起こしていることで痛みが生じるとされています。
炎症は2~3日で落ち着くことが多く、それに伴って痛みのピークも2~3日が多いでしょう。
急性期の3日までは、入浴やサウナなどの温熱効果はかえって逆効果となってしまう可能性が高いため控えるようにすると良いです。
急性期後に痛みも落ち着き、日常生活に支障がない程度であれば、温熱効果によっての再発防止が効果的です。
2週間や1か月以上など長期にわたり痛みがある場合には、圧迫骨折や椎間板ヘルニアなどの他の病気が隠れている可能性もあるため、医療機関に相談するようにしましょう。
ぎっくり腰は、早期対応することで治癒も早めることができる症状です。
広島周辺にお住まいの方で、ぎっくり腰でお悩みの方は、ぜひセラピストプラネットにご相談ください。
セラピストプラネットは広島県広島市を拠点としている整骨院で、広島県内に10店舗を構えています。
どの店舗も最寄り駅から徒歩1〜13分程度というアクセスの良さが特徴の一つです。
どんな些細な症状でも、お気軽にご相談ください。
一人ひとりの原因を突き止めて、解決への道筋を探し、一緒に改善を目指していきましょう。