反り腰で下半身が太る?太っていくメカニズム・改善方法を解説!

反り腰で下半身が太ると感じることはありませんか?
「反り腰が原因で、下半身がどんどん太ってしまう」と悩む方は少なくないですよね。

実は、反り腰が下半身に与える影響は想像以上に大きく、単なる見た目の問題では済まされないことがあるんです。

この記事では、反り腰がどのようにして下半身の太りを引き起こすのか、そのメカニズムと改善方法について詳しく解説します。
あなたの体型の悩みを解消し、健康的な体を手に入れるためのヒントが見つかるかもしれません。

反り腰になると下半身が太りやすくなる?

反り腰とは、腰が正常の範囲よりも反っている状態で、骨盤が前に傾いているのが特徴です。
この姿勢の乱れが、体全体に影響を与えて、特に下半身への悩みを引き起こすことがあるとされています。

反り腰になると、骨盤が前に傾くことで、大腿四頭筋や下腿三頭筋などの下半身の筋肉が常に緊張状態になり、血行が悪くなることがあります。これによって、むくみが出やすくなり、見た目にも影響を与えるんです。
また、長い間この状態が続くと、筋肉のバランスが崩れて、脂肪が付きやすくなってしまいます。

【太もも・ふくらはぎ】反り腰になるとどのように太っていく?

実は、反り腰の状態が下半身にどのように影響を与えるのかを理解することが、体型改善のカギとなります。
ここでは、反り腰が太ももやふくらはぎにどのように影響を与えるのか、その具体的なメカニズムについて詳しく解説します。

筋肉で太る

反り腰の状態が続くと、太ももやふくらはぎの筋肉が過度に緊張してしまいます。
これは、骨盤が前に傾いたままで、体がバランスを取ろうとするため。
このバランスの崩れが、使われやすい筋肉と使われにくい筋肉をはっきりと分けてしまい、使われやすい筋肉が発達することが原因で太って見えるようになってしまいます。

脂肪で太る

反り腰の影響で血行が悪くなると、呼吸が浅くなったり運動効率が悪くなったりして、体内の脂肪が効率的に燃焼されにくくなることがあります。
その結果、下半身に脂肪がつきやすくなり、特に太ももやふくらはぎに脂肪が溜まりやすくなるのです。
また、運動不足や姿勢の悪化も脂肪を溜め込んでしまう原因になってしまい、見た目にも影響が出てきます。

むくみで太る

反り腰になると、下半身の血液やリンパの流れが滞りがちです。
これにより、むくみが発生しやすくなります。むくみは体の水分が溜まることで、足やふくらはぎが膨張して見える状態です。
長時間の座りっぱなしや立ちっぱなしも、むくみを悪化させる要因となり、下半身が太って見える原因と言われています。

【お尻】反り腰になるとどのように太っていく?

反り腰は、お尻の形やサイズにも大きな変化を与えることもあります。
次に、反り腰がどのようにお尻の形に影響を与えるのか、その具体的なメカニズムについて詳しく見ていきましょう。

筋肉のない垂れたお尻になる

反り腰が続くと、骨盤が前に傾き、背中の筋肉やお尻の筋肉のバランスが崩れることがあります。
ハムストリングと呼ばれる太もも裏の筋肉が常に伸ばされている状態になり、働きにくくなってしまいます。
その結果、お尻の筋肉が使われにくくなるため衰えてしまい、垂れた状態になりがちに。
加えて、運動不足や姿勢の悪化が加わることで、さらに筋肉量が不足し、見た目が垂れ下がってしまうでしょう。

四角のお尻になる

反り腰によって骨盤が前傾すると、中臀筋や大臀筋上部といった横側の筋肉が発達しにくくなります。
これにより、お尻の形が四角く貧相な状態に見えることがあるのです。
筋肉のバランスが崩れることで、脂肪のつき方にも偏りが出て、お尻の輪郭が整わなくなってしまいます。

お尻が突き出た見た目になる

反り腰の状態では、骨盤が前に傾くため、お尻が自然に突き出たように見えることがあります。
これは、骨盤の傾きによって体重が前にかかり、上半身が前に倒れることでバランスを保つという姿勢も影響しています。

現代人に多いストレートネックなどの前へ突っ込みが反り腰と組み合わされると、お尻が突き出たような見た目になり、全体的なバランスが崩れることがあるといえますね。

メリハリのないお尻になる

ここまで繰り返し述べている通り、反り腰によって姿勢が崩れると、お尻の筋肉が正常に使われなくなります。
これにより、お尻の筋肉が薄くなり、全体的にメリハリが失われることがあります。
使われないことにより筋肉が発達しにくくなり、形が整わず見た目が平坦になってしまうことがあるということですね。

反り腰の改善方法は?

反り腰による体型や健康への影響を減らすためには、日常生活でできる改善方法を取り入れることが大切。
以下に、反り腰を改善するための具体的な方法を紹介します。
これらの方法を試して、ぜひ姿勢を整え、健康的な体を手に入れましょう。

腰に負担をかけない姿勢を維持する

反り腰を改善するためには、まずは正しい姿勢を意識することが重要。
座っているときには、坐骨(座った時に座面に当たる骨)を感じながら骨盤を中立の位置に保つように心がけましょう。
また、立っているときには、足の裏全体で地面を感じられるように深い呼吸を意識すると良いかもしれませんね。
特に、長時間同じ姿勢を続けると腰に負担がかかりやすいので、適度に姿勢を変えると効果的です。

腰まわりや太ももを鍛える

腰まわりや太ももの筋肉を鍛えることで、反り腰の改善につながります。
特に、体幹深部筋や多裂筋といった体幹周りのインナーマッスルを強化することで、骨盤の安定性が増し、反り腰が改善されることがあります。
また、太ももの裏やお尻の筋肉も意識して鍛えることで、反り腰と反対方向への機能改善が期待できるのです。
これらの筋肉を対象としたエクササイズを取り入れることで、筋肉のバランスを整えましょう。

整体で骨盤を改善してもらう

反り腰の改善には、整体やカイロプラクティックを受けるのも方法の一つ。
専門家による施術で、骨盤や筋肉のバランスを整えることができる場合があります。
整体では、骨盤や背骨の位置を調整し、正しい姿勢をサポートするためのアドバイスを受けることができます。
自分の体の状態に合った施術を受けることで、改善の手助けになるでしょう。

太る以外にも!反り腰の影響は?

反り腰は体型に影響を与えるだけでなく、他にもさまざまな健康面での問題を引き起こすことがあります。
以下では、反り腰がどのような健康問題を引き起こす可能性があるのかについて詳しく説明していきます。

疲れやすくなる

反り腰になると肋骨が開きやすくなり、横隔膜のはたらきが低下してしまいます。
横隔膜がうまく働かないと、呼吸が浅くなりがちに。
浅い呼吸では、体に十分な酸素が供給されず、エネルギーが不足しやすくなります。結果として、日常生活でも疲れやすくなってしまうことがあります。

腰痛

反り腰は腰痛の原因となることがあります。
骨盤が前に傾くことで、腰の後方の椎間関節に過剰な圧力がかかり、腰痛を引き起こす可能性があります。
また、高齢者になると神経症状などがでてしまう方もいるかもしれません。
特に、長時間同じ姿勢を続けたり、筋肉のバランスが崩れたりすると、腰痛が慢性的に続くことがあります。

脊柱管狭窄症

反り腰が進行すると、脊柱管狭窄症のリスクも高まります。
脊柱管狭窄症は、脊柱管が狭くなり、神経が圧迫されることで痛みやしびれを引き起こす病気です。
反り腰によって骨盤が前傾し、脊椎の安定性が低くなってしまい負担がかかることで、脊柱管狭窄症のリスクが増す可能性があるため、早めの対策が大切です。

広島周辺で反り腰による下半身太りでお悩みの方はセラピストプラネットにご相談ください!

今回は、反り腰が下半身の太りや健康に及ぼす影響について詳しく解説しました。
反り腰の改善には、正しい姿勢や筋肉のケアが重要です。

広島周辺にお住まいの方で、反り腰にお悩みの方は、ぜひセラピストプラネットにご相談ください。
セラピストプラネットは広島県広島市を拠点としている整骨院で、広島県内に10店舗を構えています。
どの店舗も最寄り駅から徒歩1〜13分程度というアクセスの良さが特徴の一つです。
どんな些細な症状でも、お気軽にご相談ください。
一人ひとりの原因を突き止めて、解決への道筋を探し、一緒に改善を目指していきましょう。