広島周辺で股関節の痛みにお悩みの方は当院へ!よくあるトラブル・予防方法をご紹介!
目次
股関節に痛みを感じていませんか?股関節はさまざまな動作で使われる関節であるため、さまざまな症状を発症することがあります。もし現在、症状がなくても、今後のために予防をしておくことがおすすめです。この記事では、股関節でよくあるトラブルと、予防方法についてご紹介します。
股関節でよくあるトラブルは?
股関節は、歩いたり座ったりといった日常動作に欠かせない関節です。しかし、加齢や負担の積み重ねによって痛みや動かしにくさが出ることがあります。さまざまなトラブルの中でも変形性股関節症や関節リウマチ、骨折などは、放っておくと生活に大きな影響を及ぼすことも。股関節のトラブルは早めに気づいて対処することが大切です。どんな症状があるのかを詳しくご紹介します。
変形性股関節症
股関節にある軟骨がすり減り、関節に痛みや動かしにくさが生じるのが「変形性股関節症」です。最初は、立ち上がるときや歩き始めたときに脚の付け根が痛む程度ですが、進行すると痛みが強くなっていき、じっとしていても痛みを伴うことも。特に夜寝ている間にも痛む「夜間痛」が出ると、睡眠の質も下がってしまいます。
また、股関節の動きが悪くなるため、靴下を履いたり、足の爪を切ったりするのが難しくなります。和式トイレの使用や正座も困難になり、階段の昇り降りや長時間の立ち仕事がつらくなることもあります。進行すると、日常生活に大きな影響を及ぼすため、早めに対策を行いましょう。
関節リウマチ
関節リウマチは、免疫の異常によって関節が炎症を起こし、軟骨や骨が破壊されてしまう症状です。初期症状としては、関節の腫れや痛みがあり、特に朝起きたときに手足がこわばることが特徴です。他の関節の病気と違い、動かさなくても痛むことが多く、炎症が続くと関節の変形につながることもあります。
また、関節だけでなく、全身の倦怠感や発熱、食欲不振などの症状が出ることもあり、進行すると肺や血管などにも影響を及ぼすことも。リウマチは早期発見・検査が重要で、放置すると関節の機能が大きく損なわれる可能性があるため、気になる症状がある場合は早めに病院などの専門機関に相談するようにしましょう。
大腿骨頚部骨折
大腿骨の股関節に近い部分(頚部)は、体を支える大切な骨ですが、転倒や強い衝撃によって骨折しやすい部位でもあります。特に、高齢者は骨粗鬆症によって骨がもろくなっているため、ちょっとした転倒でも骨折することが少なくありません。
この骨折が厄介なのは、歩くことが難しくなり、長期間寝たきりになってしまうリスクがあることです。日本でも毎年多くの方がこの骨折をきっかけに要介護状態となってしまいます。予防のためには、骨密度を維持するための食事や運動、転倒しにくい環境づくりを意識してみましょう。
臼蓋形成不全
臼蓋形成不全とは、股関節の骨盤側のくぼみ(臼蓋)が浅く、関節がしっかりと収まらない状態のことをいいます。かつては脱臼の原因と考えられていましたが、現在では、胎児期の姿勢などが影響すると考えられています。
日本人では、特に女性に多いとされ、小児期には目立った症状がないことがほとんどです。しかし、成長して大人になると、股関節に負担がかかりやすくなり、変形性股関節症につながることもあります。臼蓋形成不全が進行すると痛みや動きの制限が出るため、定期的に検査を受けて早めの対策を考えることが大切です。
骨盤骨折
骨盤は体の中心にあり、歩く、立つ、座るといった基本的な動作のために大切な骨です。骨盤骨折は、交通事故や転落事故などの大きな衝撃によって起こることが多く、重症化しやすいのが特徴です。
また、若い人ではスポーツ中に筋肉の強い力がかかることで、骨の一部が剥がれる「剥離骨折」が起こることがあります。一方、高齢者では、骨密度の低下によって軽い転倒でも骨盤骨折を起こすことがあり、寝たきりの原因になることも。骨盤は体の重要な部分なので、骨折すると長期間の施術が必要になることがあります。
ロコモティブシンドローム
ロコモティブシンドローム、略して「ロコモ」は、骨や関節、筋肉などの運動器が衰えてしまい、移動する能力が低下する状態のことです。加齢とともに筋力が低下して関節の動きが悪くなることで、歩くことや立ち上がることが難しくなるのが特徴です。
ロコモが進行すると、転倒しやすくなったり、ちょっとした動作が負担になったりして、将来的に介護が必要になるリスクが高まります。しかし、運動習慣を身につけたり、バランスの良い食事を心がけたりすることで、進行を防ぐことができます。スクワットや片足立ちなどの簡単な運動を日常に取り入れることで、筋力を維持し、元気に動ける体を維持することが大切です。
股関節のトラブルを予防する方法は?
股関節の健康を守るためには、日頃から予防することが大切です。ここからは、股関節のトラブルを予防する方法をご紹介します。
適切な体重を維持する
股関節は、体を支える大切な関節のひとつ。特に歩いたり、階段を上ったりするときには、体重の数倍の負荷が股関節にかかるため、体重が増えすぎると関節への負担が大きくなります。その結果、軟骨がすり減ったり、炎症が起きたりして痛みを引き起こすことがあります。
股関節を守るためには、適切な体重を維持することがとても大切です。バランスの良い食事を心がけながら、無理のない範囲でウォーキングやストレッチなどを取り入れると、筋力を保ちながら健康的に体重管理ができます。また、急激なダイエットは筋肉量の低下につながるため、ゆるやかに体を動かしながら健康的に体重を維持することを意識しましょう。
必要な栄養素を摂取する
股関節を丈夫に保つためには、食事で摂取する栄養素が大切です。中でも、骨や軟骨の健康を支える栄養素をしっかり摂ることで、関節のすり減りや炎症を防ぐことができます。
まず、カルシウムやビタミンDは、骨を丈夫にするために欠かせません。
特に、日本人は乳製品の消化酵素が不足している方も多いため、牛乳やチーズではなく、オーツミルク、アーモンドミルク、ココナッツミルク などの植物性ミルクを活用するのもおすすめです。さらに、小魚や大豆製品などもバランスよく取り入れると良いでしょう。また、軟骨の成分であるコラーゲンを作るためには、ビタミンCも重要です。柑橘類やピーマン、ブロッコリーなどの野菜をバランスよく食べることがポイント。さらに、関節の炎症を抑える効果が期待できるオメガ3脂肪酸を含む青魚やナッツ類もおすすめです。
食事の内容を見直して股関節をしっかり支えられる体を作ることが、トラブル予防につながります。
正しい姿勢をキープする
普段の姿勢が悪いと、股関節に余計な負担がかかり、痛みや違和感を引き起こすことがあります。猫背や反り腰の姿勢は、股関節周りの筋肉に負担をかけ、トラブルの原因になりやすいので注意が必要です。
正しい姿勢を意識するためには、背筋を伸ばして骨盤を立てるように座りましょう。デスクワークが多い方は、椅子の高さを調整し、足裏がしっかり床につくようにすると良いでしょう。また、長時間同じ姿勢を続けると股関節の血流が悪くなるため、1時間に一度は軽くストレッチをして体をほぐすこともおすすめです。
歩くときも、背筋を伸ばし、かかとから着地して歩くことを意識すると、股関節への負担を減らすことができます。
正しい姿勢+軽いストレッチを意識して、股関節のトラブルを予防しましょう。
広島周辺で股関節の痛みにお悩みの方はセラピストプラネットにご相談ください!
この記事では、股関節でよくあるトラブルや、予防方法について詳しくご紹介しました。股関節はさまざまな動作で頻繁に使われる大切な関節です。予防方法を実践しながら、優しく労わってあげましょう。
広島周辺にお住まいの方で、股関節の痛みでお悩みの方は、ぜひセラピストプラネットにご相談ください。セラピストプラネットは広島県広島市を拠点としている整骨院で、広島県内に10店舗を構えています。どの店舗も最寄り駅から徒歩1〜13分程度というアクセスの良さが特徴の一つです。どんな些細な症状でも、お気軽にご相談ください。一人ひとりの原因を突き止めて、解決への道筋を探し、一緒に改善を目指していきましょう。