足の裏にあるツボと効能!自律神経を整える&むくみ・不眠を解消するツボは?

足の裏には実はいくつものツボがあり、体のさまざまな不調に対応しています。

ツボを押すだけで不調が和らぐことが期待できるため、忙しくてなかなか病院に行けない方はぜひ取り入れてみてください。

この記事では、足の裏にあるツボをご紹介します。

【悩み別】足の裏にあるツボ!

足の裏には、健康を支えるためのさまざまなツボがあります。

ツボは特定の体調不良や悩みに対して効果が期待されており、自宅で簡単にできるのが魅力です。

ここでは、上記の画像の4つのツボについてご紹介します。日常の中で取り入れやすいので、ぜひ試してみてくださいね。

【胃腸を整える】裏内庭(うらないてい)

裏内庭は、胃腸の働きを助けて消化を促進する効果が期待されるツボです。

食べ過ぎや胃のもたれだけでなく、腹痛や下痢といった胃腸のトラブルにも効果があると言われています。

このツボは、足裏の人差し指の付け根にあるふくらみ部分に位置しています。

 

刺激の方法は簡単で、人差し指の付け根を親指で優しく押しながら、円を描くようにマッサージするだけです。

1回あたり3分ほどを目安に、痛みを感じない程度に心地よく刺激するのがポイント。

胃腸の不調を感じたときや、食べ過ぎた後に試してみると、スッキリ感を得られるでしょう。

リラックスした状態で行うと、さらに効果的です。

【自律神経を整える】湧泉(ゆうせん)

湧泉は、足の裏の土踏まずよりも指側の中央部分にあるツボで、「生命の源」と呼ばれるほど重要な場所です。

このツボを刺激することで、自律神経を整えて全身の血行を良くする効果が期待できます。

その結果、肩こりや冷え性、ストレスによる体調不良の改善に役立つと考えられています。

 

湧泉を刺激する方法は、椅子に座り、片足の裏を両手で包み込むようにして親指で押すだけ。

リズミカルに5秒押して、5秒離す動作を繰り返すのがおすすめです。

また、ツボ押し棒を使うのも非常に良いでしょう。

疲れがたまりやすい夕方や、ストレスを感じたときに湧泉をマッサージして、心身のリフレッシュを図ってみてください。

【むくみを解消する】足心(あししん)

足心は、足裏のほぼ中央にあるツボで、むくみの解消に効果が期待されます。

このツボを刺激することで腎臓の働きが活発になり、余分な水分や老廃物の排出を促します。

そのため、むくみだけでなく、冷え性や疲れにも役立つと言われています。

 

足心を押すには、両手で足を包み込むように持ち、中央部分を親指で優しく押します。

強く押しすぎると逆効果になることがあるので、適度な力加減を心がけましょう。

むくみを感じたときや、立ち仕事で疲れた後などに行うと、スッキリとした軽さを実感できるかもしれません。

特に就寝前に行うと、翌朝の足の軽さに驚くことでしょう。

【不眠を改善する】失眠(しつみん)

失眠は、足の裏側、かかとの中央付近にあるツボで、不眠改善に効果が期待できると言われています。

このツボを刺激することで、神経の高ぶりを落ち着かせ、眠りやすい状態を作ることが期待できます。

忙しくてなかなか寝つけないときに、このツボを押してみましょう。

 

失眠の刺激方法としては、椅子に座って足首を片手で持ち、反対側の手で握りこぶしを作り、かかとの中央部分を軽くトントンとたたくのがおすすめです。

20回程度、リズムよく行うだけで十分です。

また、寝る前に両膝を立てて布団の上でかかとをゆっくり擦りつけるようにするのも良いでしょう。

リラックスした状態で行い、快適な眠りを手に入れましょう。

【足の裏以外も】おすすめの足のツボ

足のツボは足裏だけではありません。足の甲やくるぶし周辺にも多くのツボがあり、それぞれ体のさまざまな不調を整える効果が期待されています。

どれも簡単に見つけられて、自宅でケアできるものばかりですので、気になる症状に合わせて試してみてください。

ここからは、おすすめの足のツボをご紹介します。

崑崙(こんろん)

崑崙は、首こりや腰痛を和らげる効果が期待できるツボです。

外くるぶしの後ろ側、アキレス腱の手前にあるくぼみが崑崙の位置です。

このツボは「太陽膀胱経(たいようぼうこうけい)」という経絡に属しており、神経系のトラブルや血流改善に効果が期待できるとされています。

具体的には、首や腰の痛み、後頭部の違和感、坐骨神経痛、脚のむくみや疲労の緩和に効果があるとされています。

 

また、ふくらはぎや太ももの筋肉を柔らかくし、血行を促す効果も期待できるため、冷え性の改善や、足のたるみを引き締めたい方にもおすすめです。

崑崙の刺激方法は、指先やツボ押し棒を使い、優しく押すのがおすすめです。

特に痛みを感じる場合は、強く押さずに軽めの圧力で試してみましょう。

申脈(しんみゃく)

申脈は、不眠や頭痛、腰のだるさを改善する効果が期待できるツボです。

外くるぶしの下、足の外側にある凹んだ部分に位置しており、簡単に見つけられます。

このツボは「血脈の流れを伸ばし整える」という意味を持ち、血流を促進し、筋肉を柔らかくするのに役立つとされています。

 

特に不眠症の改善に効果があるとされており、寝苦しい夜やエアコンによる冷えが気になる時に試すと良いでしょう。

申脈の刺激方法としては、くぼみを親指で軽く押しながら、円を描くようにマッサージするのがおすすめです。

1回3分ほどを目安に行うとリラックス効果も感じられます。寝つきが悪い夜や、ストレスを感じたときにぜひ試してみてくださいね。

照海(しょうかい)

照海は、慢性的な腰痛や冷え性に効果が期待できるツボです。

申脈の場所と近く、内くるぶしの真下にあるくぼみがこのツボの位置で、「少陰腎経(しょういんじんけい)」という経絡に属しています。

このツボは腎臓の働きを助けるとされ、頻尿や冷え性など泌尿器系の不調にも効果が期待できます。

また、血行を促進することで、女性特有の不調やアレルギー症状の緩和にも役立つと言われています。

 

照海を刺激するには、親指でくぼみを押し、軽く回すようにマッサージするのが良いでしょう。

特にお風呂上がりの温まった状態で行うと、血流がさらに良くなり効果を実感しやすいでしょう。

腰の重だるさや疲れを感じたときに、ぜひ試してみてください。心地よい刺激で全身がスッキリと軽く感じられるはずです。

中封(ちゅうほう)

中封は、内くるぶしの前方にあるくぼみに位置するツボで、腰痛や背中の痛みを緩和する効果が期待されます。

このツボは「厥陰肝経(けついんかんけい)」という経絡にあり、下腹部の血流を改善することで頻尿や尿漏れの予防にも役立つとされています。

さらに、吐き気や腹痛といった消化器系の不調にも良いと言われています。

 

中封を刺激するには、くるぶし前方のくぼみを指で押さえ、軽い力で円を描くようにマッサージします。

1回3分ほどを目安に行うとよいでしょう。

体の緊張をほぐし、リラックス効果を得るために、深呼吸をしながら行うのもおすすめです。

腰や背中の疲れを感じたときに、ぜひ取り入れてみてください。

広島周辺でお体の不調でお悩みの方はセラピストプラネットにご相談ください!

この記事では、足の裏にあるツボについてご紹介しました。

足の裏にあるツボはさまざまな症状に効果が期待できます。

広島周辺にお住まいの方で、お体の不調にお悩みの方は、ぜひセラピストプラネットにご相談ください。

セラピストプラネットは広島県広島市を拠点としている整骨院で、広島県内に10店舗を構えています。

どの店舗も最寄り駅から徒歩1〜13分程度というアクセスの良さが特徴の一つです。

どんな些細な症状でも、お気軽にご相談ください。

一人ひとりの原因を突き止めて、解決への道筋を探し、一緒に改善を目指していきましょう。