骨盤の歪みは太る原因に?歪みやすい習慣・改善方法をご紹介!

最近太りやすくなった、運動や食事制限をしてもなかなか痩せない…そのような悩みはよく耳にしますが、原因の1つとして「骨盤の歪み」があることを知る人は、少ないのではないでしょうか。実は骨盤の歪みは、腰回りだけではなく全身を太りやすくする、厄介なものです。
本記事では、骨盤の歪みで太りやすくなる理由や、歪みを起こす習慣、改善方法までご紹介します。ぜひ最後まで読んで、理想の体型を叶えましょう。

骨盤が歪むと太るのはなぜ?

一見、太ることとは関係なさそうに感じる骨盤の歪みですが、なぜ太りやすさの原因となってしまうのでしょうか?それには大きく分けて3つの理由があります。

血流・リンパが詰まりやすくなる

骨盤が歪むと、その周りの筋肉が緊張して硬くなることがあります。すると血流やリンパの流れが滞って詰まりやすくなり、代謝が悪化します。そして特に脚が太りやすくなってしまうのです。

筋肉のバランスが崩れる

骨盤の歪みを補うため、筋肉のアンバランスが生じます。本来使われるべき筋肉を使わなくなるので筋肉量は減少し、基礎代謝が下がります。これによって、太りやすく痩せにくい体質を作り出してしまいます。

内臓の機能が低下する

骨盤の歪みは、内臓の位置にも影響を及ぼします。腸などの消化器官の配置バランスが変わることで、消化・吸収において本来の機能が発揮できなくなり、基礎代謝を低下させます。
また、骨盤が歪むことで神経を圧迫することもあります。この場合は、脳にうまく神経伝達されないために満腹感が得られにくくなり、太りやすさにつながります。

骨盤が歪んでしまう習慣は?

太りやすくなってしまう理由がさまざまある骨盤の歪み。ぜひ防ぎたいですよね。実は日常生活の中で、骨盤の歪みを引き起こしてしまう習慣がいくつかあります。なるべく意識して、歪みを防ぎましょう。

足を組む

足を組んでいる時は、骨盤は上下・左右のいずれにも捻れている状態です。この状態を続けていると、骨盤が捻れたまま固定されることになります。そして捻れた骨盤では座りづらいので、また足を組んでしまうという悪循環に陥ってしまいます。足の裏をしっかりと地面につけて座るようにしましょう。
自然に足を組んでしまっている、という人は、既に骨盤が歪んでいる可能性があるので要注意です。

バックを同じ肩ばかりにかける

ショルダーバッグやハンドバッグを同じ肩ばかりにかけるのも、避けたい習慣です。非利き手側ばかりで持っている人も多いのではないでしょうか。毎回同じ側に掛けていると、重心を保つためにかけている側の肩が上がり、骨盤を歪ませる原因となってしまいます。意識的に反対側の肩にかけ替えるようにしましょう。

横座り・あぐらで座る

横座りやあぐらで座る習慣も、骨盤の歪みの原因となります。横座りでは、例えば左側に足を出して座った時、骨盤は左を上、右を下にして大きく傾きます。あぐらに関しては、骨盤が開き、後ろに傾いて歪む状態になります。足を組んで座るのと同様、歪んだ状態で骨盤が固定されると、これらの座り方を「楽」と感じるようになります。

骨盤の歪みを改善する方法は?

骨盤を歪ませる習慣について解説しましたが、既に歪みが起きてしまっている人もいるでしょう。そんな方が実践できる、骨盤の歪みの改善方法をお伝えします。太りにくくするという目的のほか、腰痛や肩こりなど他の症状を抑えるためにも、早めに対処するのが良いでしょう。

整体での骨盤矯正

整体では、専門の技術を使って歪んだ骨盤を正しい位置に整えます。また、骨盤周りの筋肉や関節にアプローチして、骨盤の歪みによって生じた過度の筋緊張などを改善させます。広島周辺にお住いの方は、セラピストプラネットに相談するのがおすすめですよ。

骨盤ベルトを使う

骨盤ベルトを使うのも効果的なのですが、注意点が2つあります。
一つは、骨盤ベルトだけでは歪みを直すことが難しい点です。骨盤ベルトとは正しい状態になった骨盤を固定して矯正するもの。整体で施術受けた後に、サポートとして使用するのが最も良い使い方です。
二つ目は、正しい位置に装着しなければ、さらに歪んだ形で骨盤が固定され、逆効果となってしまう点です。太ももの外側にある、丸い出っ張り(大転子)をベルトの中心が通るように巻くのが正しい付け方です。

体重管理を行う

体重が増えすぎないように気をつけることも大切です。体重が増加すると、重みによる骨盤への圧力が増して、歪みを引き起こしてしまいます。そして前述したような骨盤の歪みによる影響で、さらに太ってしまうという悪循環になりやすいのです。

正しい姿勢を意識する

意識せずに、骨盤が歪む姿勢を取ってしまっていることも多いものです。普段から正しい姿勢を取るように意識しましょう。

寝る時の姿勢

横向きやうつ伏せで寝ていると骨盤に負荷がかかり、歪みの原因となります。横向きやうつ伏せの方が楽と感じる人は、既に骨盤が歪んでいる可能性もあります。なるべく意識して、仰向けで寝る習慣を付けましょう。
また、柔らかすぎるマットレス・敷布団では腰が落ちた姿勢となり、歪みの原因になります。適度な固さのあるものを選ぶと良いでしょう。

座る時の姿勢

椅子に座る時は奥まで深く腰掛け、尾てい骨の上の部分が背もたれに当たるようにしましょう。足の裏は床にしっかりと付けて、耳・肩・骨盤の3点が縦一直線に並ぶことを意識すると、骨盤を立たせた歪みの無い姿勢になります。
床に座る場合は、左右の座骨に体重が均等に乗るよう、正座をするのが理想的です。正座が辛い時は、固めのクッションや座椅子を使うことで骨盤に負担を掛けない座り方ができます。

立つ時の姿勢

足は肩幅に軽く開き、つま先をやや外側に向けます。また、足の裏全体に体重を乗せることを意識します。膝は少し曲げて、お腹を引っ込め、前を向くように軽くあごを引きましょう。耳・肩・背骨・股関節・踵が一直線になるようにすると、骨盤を立てた正しい立ち方となります。慣れないうちは、壁に背中を付けて立ってみるとわかりやすいですよ。

エクササイズを行う

積極的に骨盤の歪みを改善する方法として、自宅でできるエクササイズがあります。3つほど下記に紹介していきます。

スクワット

1.足を肩幅よりやや広めに開き、つま先は少し外に向け、背筋を伸ばして立ちます。
2.45秒かけて、ゆっくりと腰を落としていきます。この時、膝がつま先から前に出ないように注意してください。
3.太ももが地面と並行になったところで止め、15秒かけて元の位置まで腰を上げます。

5回1セットで、3セット程度を目標に行います。骨盤周囲の筋肉を鍛えることで、骨盤を正しい位置に整えることができます。

プランクのポーズ

1.四つん這いになり、手は肩の真下、膝は腰の真下になるようにします。
2.片足ずつ膝を伸ばして、つま先を立てます。手で床を押して、肩甲骨を開きます。
3.頭から踵まで一直線になるようにし、呼吸を止めずにその状態をキープします。

30秒キープから始めて、慣れてきたら時間を1分に伸ばしたり、片足を伸ばしたまま浮かせたりしましょう。プランクはヨガの基本的なポーズ。骨盤を支えるインナーマッスルを鍛えることができます。

ヒップリフト

1.仰向けに寝転んで膝を曲げ、腕を伸ばします。足の裏と手のひらは、しっかりと床につけます。
2.お尻をゆっくりと上げ、肩から膝まで一直線に位置で止めます。そのまま5秒キープ。
3.お尻をゆっくりと、元の位置まで下ろします。

10回1セットで、3セット程度を目標にしましょう。お尻の筋肉や骨盤周りのインナーマッスルを鍛えて、骨盤を安定させることができます。

広島周辺で骨盤の歪みにお悩みの方はセラピストプラネットにご相談ください!

太りやすさの原因となってしまう骨盤の歪みですが、長年の習慣の積み重ねで歪んだ骨盤を、自力で正しい形に戻すのは難しいものです。
広島周辺にお住まいの方で、骨盤の歪みにお悩みの方は、ぜひセラピストプラネットにご相談ください。セラピストプラネットは広島県広島市を拠点としている整骨院で、広島県内に10店舗を構えています。どの店舗も最寄り駅から徒歩1〜13分程度というアクセスの良さが特徴の一つです。どんな些細な症状でも、お気軽にご相談ください。一人ひとりの原因を突き止めて、解決への道筋を探し、一緒に改善を目指していきましょう。