
朝足がつる原因は?対策&予防方法・おすすめの食材をご紹介!
こむら返りは誰でも生じる疾患の一つです。
下肢の中でもふくらはぎの筋肉を思い通りに動かすことができなくなってしまうのが特徴です。
動かすことができなくなってしまう理由は筋肉が自分の意図と反して強く収縮してしまうからです。
今回は多くの方が悩んだことのある、こむら返りについて解説します。
朝足がつるのは「こむら返り」?
朝足がつるのはこむら返りです。こむら返りは通称であり、医学用語では「有痛性筋痙攣」と言われます。
こむら返りにはさまざまな原因があり、水分不足やアルコール多飲、糖尿病、脊椎疾患など、さまざまなものがあります。
先に述べたように、朝足がつるのはこのこむら返りに該当することがあります。
筋肉が意図的ではなく、自分の意思に反して収縮してしまうことで痛みを生じるのです。
若年層の健常人でも発症することが多く、アンケートでは59.7%もの人が経験しているというデータもあるとのことです。
こむら返りが起こるタイミングに多くみられるのが、朝だけではなく、就寝中に突然発症したり運動中に発症する方が多くいらっしゃいます。
朝足がつる原因は?
一般的には朝足がつってしまう方は筋肉疲労が積み重なっている方が多いとされています。
筋肉疲労を流すほどの水分やミネラルの不足や、体が冷えてしまうことによる血行不良が原因です。
50歳以上になるとほとんどの方が数日に一度のこむら返りを経験されていることも。
これは加齢によって血流が悪くなっていることも原因に挙げられます。以下にて詳しく解説します。
水分・ミネラル不足
健康的な人であれば、過剰なミネラルは汗や尿などから排出されることで筋肉の正常を一定に保ち、ちょうどいい範囲におさめるという役割があります。
しかし、睡眠時には¥汗を多くかいているため、脱水状態が体に起こってしまいます。
普段から水分やミネラルを補給できていない方であればこの現象は日常生活中に多く現れます。
カルシウムとカリウムは筋肉の動きをスムーズにする働きがあります。また、特に重要なのがマグネシウムです。
マグネシウムは筋肉が伸びた時の神経系の成分に関与しています。
普段の汗の量で足をつってしまうということはかなりの水分不足もしくはミネラル不足を生じているため、水分摂取とミネラルの補給がおすすめです。
冷えによる血流の悪化
冷えによる血流の悪化もこむら返りの原因の一つです。
ふくらはぎは全身の血流を巡らせる第二の心臓とも呼ばれています。
寝ている時にはふくらはぎは動いていないため、全身に血流を送ることが困難になります。
そのふくらはぎが冷えてしまうことで筋肉が凝り固まってしまい、血流が滞ることが問題になります。
夏はエアコンの冷え、冬は気温の低下。自身が気付かないうちにふくらはぎが縮まってしまい筋肉が緊張状態になり、そのまま足を伸ばすとこむら返りが生じます。
筋肉疲労
長時間運動を行なって疲れていたり、ウォーミングアップが不足したりすることで起こりやすくなります。
慢性的に運動不足になっている方はこむら返りが起きやすい傾向にあります。
疲労が溜まっていたり運動不足でふくらはぎが動きにくくなっていると、少しの衝撃でこむら返りが起こってしまうのです。
運動不足になると神経の感度も落ちてしまい、脱水の感度も悪くなります。
運動不足になると冷えと血流の不足、水分とミネラルの不足によって足がつってしまう原因の一つになります。
足がつった時の治し方は?
こむら返りになった際には、まずは慌てずに行動することが重要となります。
先に述べたように、こむら返りは筋肉が緩むことができなくなってしまうという症状を持っています。
突然動かそうとしたり、一気に伸ばそうとすると肉離れや筋損傷、アキレス腱断裂といった、重篤な症状になることがあるのです。
リスクが大きく、重症化してしまわないようにゆっくり安全な場所に移動し、これから述べる対応を行いましょう。
ふくらはぎや足の指がつった時は、足の指を自分の方に引っ張って筋肉を伸ばしましょう。
この時、座った状態で膝を少し曲げると、負担が軽減されるのでおすすめです。
太ももの裏がつった場合も、同様に座って膝を曲げ、体を前にゆっくり倒して筋肉を伸ばします。
こむら返りが治まるまで無理せず安静にしましょう。
その他の部位がつった場合も、つった筋肉を反対方向に伸ばして対処しましょう。
手の親指や腹筋などもこむら返りを起こしやすい部位です。
ストレッチでこむら返りが改善した後は、痛みのあった部位を温めて血行を良くし、疲労物質を流すことが推奨されます。
ただし、腫れや熱感がある場合は、温めずに冷やすようにしましょう。
また、水分やミネラルの補給も再発を防ぐために大切です。
忘れずにしっかり摂取することを心がけてください。
朝足がつる時の対策・予防方法は?
まず、こむら返りが起こりやすいタイミングを知ることが大切です。
こむら返りが起こるタイミングは汗と一緒にミネラルが排出されてしまうだけでなく水分も一緒に排出され、筋肉疲労が起こった時です。
そのまま夜寝てしまった際は筋肉が硬い状態になってしまうため、足がつりやすい状態になっています。
これは、体が冷えている時も同様です。
こまめに水分を摂る
こまめに水分を摂ることで血流が悪くなることを防ぎます。
血流が悪くなると必然的に老廃物が溜まりやすくなってしまい、こむら返りのリスクが生じます。
水分をこまめにとってできるだけ老廃物を流すことがこむら返りの予防に重要です。
シャワーで済まさずに湯船に浸かる
体を温めて血流を流すことも大切です。
これも先に述べた理由と同様に、血流の流れを促進するためです。
加えて、体の冷えによる血管の収縮も予防することができます。
シャワーだけでは体を温めることができないため、湯船の方がおすすめです。
体を冷やさない
体を冷やさないことも重要です。
夏のエアコンや冬の朝方の冷えが影響して足が冷えてしまい、朝足をつってしまう方が多くいらっしゃいます。
寝る際に靴下を履くなどといった対策を行うようにしましょう。
足のつりを予防するためにおすすめの食材は?
こむら返りに対しておすすめなのはミネラルとビタミンです。
筋肉疲労を回復させることが重要であり、そのために必要な栄養素です。
ミネラル
ミネラルの中で重要なのはナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウムになります。
例として果物や野菜、味噌汁、乳製品、ナッツが挙げられます。
ビタミン
ビタミンでは特にビタミンB群が重要です。これは筋肉の回復に関与することが理由に挙げられます。
例として豚肉や魚、野菜、ナッツを摂ることが重要です。
またビタミンB群は2時間程度で体から排出されてしまいます。
そのため、こまめに毎食摂るように心がけましょう。
朝足がつりやすい季節は夏?
夏にこむら返りを引き起こすことが多い原因は、汗をかくことで脱水と電解質異常が生じるからです。
汗をかきやすい季節にはミネラルが不足してしまい、それをきっかけに足をつる方が多くいらっしゃいます。
広島周辺で朝足がつってお悩みの方はセラピストプラネットにご相談ください!
普段から足がつって悩んでいる方は、生活を見直してこむら返りを改善しましょう。
広島周辺にお住まいの方で、足がつることにお悩みの方は、ぜひセラピストプラネットにご相談ください。
セラピストプラネットは広島県広島市を拠点としている整骨院で、広島県内に10店舗を構えています。
どの店舗も最寄り駅から徒歩1〜13分程度というアクセスの良さが特徴の一つです。
どんな些細な症状でも、お気軽にご相談ください。
一人ひとりの原因を突き止めて、解決への道筋を探し、一緒に改善を目指していきましょう。