【一覧】ふくらはぎのツボで期待できる効果は?痛い原因・押すタイミングも解説!

「ふくらはぎのむくみがひどくて、夕方になると足が重く感じる…」「ツボ押しでふくらはぎのむくみが解消できるって聞いたけど、どのツボを押せばいいの?」「ふくらはぎが痛いときはどうしたらいいのか詳しく知りたい!」そんなふうに悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

実は、ふくらはぎのツボを正しく押すことで、むくみの解消や足の疲れを取る効果が期待できます。また、ツボ押しのタイミングや痛みの原因を理解することで、セルフケアをさらに効果的に行うことが可能です。

この記事では、ふくらはぎにあるツボの具体的な位置や押すべきタイミング、痛みを感じる理由、さらにセルフケアに役立つアイテムを詳しく紹介します。ぜひ最後までご覧いただき、日常のケアに取り入れてみてくださいね。

【一覧】ふくらはぎのツボ&期待できる効果

ふくらはぎは、踵を持ち上げる際に使われる下腿三頭筋が位置する場所で、立ち仕事や長時間のデスクワークなどで、むくみやすく疲れやすい部位。
そんなふくらはぎに効果的なツボを押すことで、血行を促進し、むくみの解消や疲労回復が期待できるんです。
ここでは、ふくらはぎのツボとその効果について詳しく解説します。

飛陽(ひよう)

飛陽はふくらはぎの外側に位置するツボ。
アキレス腱の少し上、腓骨(すねの外側の骨)のあたりにあります。
むくみが気になる方には特におすすめのツボで、押すことで下半身の血行が促進され、足の疲れが解消しやすくなります。
また、膝やすねの痛みにも効果的で、特に運動後や長時間の歩行によって生じる痛みを軽減してくれるともいわれます。

承筋(しょうきん)

承筋は、ふくらはぎの中央にあるツボで、ふくらはぎが張りやすいと感じる方に効果的。
足を伸ばした状態でふくらはぎの筋肉の一番高い部分に位置しています。
このツボを押すことで、筋肉の緊張を緩和したり、血流が良くなることでむくみが改善されたりします。
自律神経への好影響も期待できるため、脚全体の疲れが軽くなることもあるそうです。

承間(しょうかん)

承間は、承筋の少し下にあるツボで、ふくらはぎの張りや痛みを和らげる効果があります。
血行促進・むくみの解消にももちろんつながりますが、特に歩きすぎや運動後の疲労感を軽減するために有効とされています。

承山(しょうざん)

承山は、アキレス腱とふくらはぎの筋肉の境目に位置します。
ふくらはぎのむくみだけでなく、腰痛や坐骨神経痛の緩和にもつながるツボ。
押すと痛みを感じやすい場所ですが、それが効果の兆しともいわれているんです。

復溜(ふくりゅう)

復溜は、足首の内側にあるツボで、むくみだけでなく冷え性にも効果的です。
その理由は、水分代謝を改善し、体内の余分な水分を排出する効果があるため。
特に女性におすすめで、全身の冷えの改善だけでなく、顔面部のむくみやドライアイ、美肌効果や免疫力向上にも効果があります。

懸鐘(けんしょう)

懸鐘は、ふくらはぎの外側、くるぶしから指3本分上に位置するツボです。
肩や首がこった時にこのツボを刺激することで、筋肉の緊張が緩和されることが期待できます。
また、腹部の膨満感や胃のむかつき、食欲不振などの消化器症状にも効果があるようです。
そのため、消化機能を改善したいときにぴったりといえます。

以上が、ふくらはぎにある主要なツボです。
それぞれのツボを正しく押すことで、日常生活で感じる足の疲れやむくみが解消され、スッキリとした足の状態を保つことができるでしょう。
加えて、首・肩や消化器官に対する効果も得られるかもしれません。

ふくらはぎのツボを押して痛いと感じる原因・理由は?

ふくらはぎのツボを押したときに「痛い!」と感じることがありますが、これは体に何かしらの不調があるサインとも考えられます。
原因はいくつかの理由が考えられるので、それぞれ詳しく見ていきましょう。

老廃物が溜まってむくんでいる

ふくらはぎのツボを押して痛みを感じるとき、その最も一般的な原因は、老廃物が体内に溜まっていること。
特に、デスクワークや立ち仕事で長時間動かない状態が続くと、血液やリンパの流れが滞りやすくなって、老廃物が蓄積されっぱなしになってしまいます。
これがむくみやすくなる原因となり、ツボを押すと痛みを感じることが多い理由です。

そんなときにツボを押すことで、血行が促進され老廃物が流れやすくなるため、痛みが和らいでいくでしょう。
むくみがひどい場合は、毎日少しずつツボ押しを続けることで、徐々に効果が感じられるかもしれません。

筋肉が疲労して炎症を起こしている

運動や立ち仕事などでふくらはぎの筋肉が過度に使われると、筋肉が疲労し、炎症を引き起こしてしまうことがあります。
このような状態では、筋肉が硬くなってしまっているために、ツボを押した際に強い痛みを感じやすくなります。
特に運動後や長時間の移動の後にふくらはぎが張っているなと感じる場合は、これが原因の一つかもしれません。

ツボ押しによって筋肉の血流が改善され、筋肉の緊張がほぐれると、炎症が徐々に落ち着いていくことが期待できます。
しかし、あまりに強く押しすぎると逆効果になることもあるため、痛みが強いときは無理をせず、軽くほぐす程度にしておいてくださいね。

ふくらはぎのツボを押すタイミングは?

ツボ押しの効果を最大限に引き出すためには、実施するタイミングも重要。
ふくらはぎのむくみや疲れを感じるタイミングに合わせてツボ押しを行うのは当然ですが、より効果的なタイミングが存在します。
ここでは、ふくらはぎのツボを押すのに適したタイミングについて解説します。

入浴後

ふくらはぎのツボを押すのに最適なタイミングの一つが、入浴後。
お風呂に入ることで体全体が温まり、血行が促進されている状態でツボを押すのが効果的です。
体がリラックスしているため、痛みを感じにくく、ツボの刺激もより深く浸透します。
また、温熱に圧迫の効果もプラスされて血流やリンパの流れが良くなるため、むくみの解消効果も高まるでしょう。

特に、シャワーだけでなく湯船に浸かることで副交感神経が亢進され、リラックス効果が高まり、ふくらはぎの疲れをしっかりと和らげることができますよ。

眠る2時間前

ふくらはぎのツボ押しを行うもう一つの効果的なタイミングは、就寝の2時間前。その理由は、ツボ押しには自律神経のバランスを整える効果があるからです。
特に副交感神経を優位にすることで、リラックスした状態を促進します。
ストレスや不安によって高まった交感神経の活動を抑える助けとなり、心地よい眠りにつくことができるでしょう。
就寝前にリラックスした状態を作ることは、質の高い睡眠を得るためには不可欠です。

入浴後のタイミングが寝る2時間前であれば、副交感神経の亢進からスムーズな入眠につながるため、リラックス効果が最大化します。このような流れは、睡眠の準備としてとても理想的です。

ただし、あまりに強くツボを押しすぎると逆に興奮してしまい、入眠しづらくなることもあるため、寝る前には心地よい強さで押すように心がけることがポイントです。

ふくらはぎのツボにおすすめのアイテムは?

ふくらはぎのツボ押しを効果的に行うためには、ツボ押し用のアイテムを活用するのもおすすめ。専用のアイテムを使うことで、手では届きにくい深い部分にも刺激を与えることができ、効果をさらに引き出すことができます。

ツボ押し棒

ツボ押し棒は、その名の通り、ツボをピンポイントで押すために作られた専用の棒です。
木製やプラスチック製、シリコン製などさまざまな素材がありますが、どれも手軽に使えるのが特徴。手で押すよりも力を調整しやすく、ふくらはぎの深部までしっかりと刺激を与えることができるため、初心者の方にもおすすめです。

青竹踏み

昔ながらの健康法として知られる青竹踏みも、ふくらはぎのツボ押しに効果的。竹の上に足を乗せて体重をかけることで、足裏全体に程よい刺激が加わり、ふくらはぎのむくみや疲れの解消、足の指の機能改善にもつながります。
青竹踏みは形状もさまざまで、自宅でも簡単に取り入れることができる気軽なアイテムです。
ぜひ、お気に入りを見つけてみてくださいね。

広島周辺でお体の不調にお悩みの方はセラピストプラネットにご相談ください!

この記事では、ふくらはぎのツボの位置や期待できる効果を紹介しました。
ツボ押しアイテムやタイミングを工夫すれば、日常的なケアがより効果的に行えるようになりますよ。
ふくらはぎの痛みやむくみに悩んでいる方は、ぜひセルフケアを試してみてください。

広島周辺にお住まいの方で、お体の不調にお悩みの方は、ぜひセラピストプラネットにご相談ください。
セラピストプラネットは広島県広島市を拠点としている整骨院で、広島県内に10店舗を構えています。
どの店舗も最寄り駅から徒歩1〜13分程度というアクセスの良さが特徴の一つです。
どんな些細な症状でも、お気軽にご相談ください。
一人ひとりの原因を突き止めて、解決への道筋を探し、一緒に改善を目指していきましょう。