O脚改善のためにやってはいけないことは?デメリットやおすすめストレッチもご紹介!

O脚は足のお悩みの中でも非常に多いお悩みの一つです。

膝の痛みが症状として多く、改善を望んでいらっしゃる方も多くいらっしゃいます。

この記事では、O脚のデメリットややっては行けないことなどをご紹介します。

O脚になる原因は?

O脚の原因はさまざまで、一つの要因だけで発症するわけではありません。

複数の原因が重なってO脚になることが一般的です。

まず、よく見られる原因の一つが「扁平足」です。

扁平足とは、足の裏の土踏まずが地面に接してしまう状態を指します。

この状態になると、足の関節の位置が崩れ、運動連鎖と呼ばれる現象が起こります。

具体的には、足首の状態に合わせて膝の位置が変わり、扁平足が生じると踵が内回りし、足首の関節を安定させようと膝から足首の間の骨が内方向に回旋します。

その結果、膝がO脚の状態になってしまいます。

次に、「姿勢不良」もO脚の原因の一つです。

足首の姿勢が悪いことも問題ですが、猫背もO脚の要因になります。

猫背になると、膝を伸ばす筋肉に大きな負荷がかかり、バランスを取るために膝が徐々に外方向に向いてしまいます。

その他、外傷もO脚の原因として挙げられます。

交通事故をきっかけに痛みやO脚が発症することもありますし、特にジャンプ後の着地ミスなどで膝関節内部の組織が損傷し、O脚が進行してしまうケースもあります。

O脚のデメリットは?

O脚にはさまざまなデメリットがあります。

まず、現状で痛みが生じている場合や、将来的に痛みが発生する可能性があります。

また、体の歪みによって身長が縮んでしまうこともあります。

さらに、左右の脚に差が出ると腰部に負荷がかかり、腰痛を引き起こすことがあります。

O脚になると、脚の長さに左右差が生じやすくなります。

この結果、短い脚よりも長い方の脚に体重が偏り、負荷がかかるため、長い方の脚にも痛みが生じることも。

そのほか、O脚には以下のような症状が見られることもあります。

足がむくみやすくなる

O脚になると体をうまく伸ばせなくなります。

その結果、ふくらはぎをうまく使うことができなくなるのです。

O脚の特徴として、大きな筋肉を十分に活用できなくなることが挙げられますが、大きな筋肉を使えないと、体内の疲労物質や余分な水分(浮腫)をうまく流すことができなくなります。

このような状態が続くと、ふくらはぎに浮腫の原因となる成分が溜まりやすくなり、脚がむくんでしまいます。

下半身が太く見えてしまう

むくみが影響していることが多いとされています。

先に述べたように、むくみが原因で血流が滞っていることが多いとされています。

血流が改善されると、このような症状も改善することが多くあります。

また、筋肉をうまく使えないと体全体の代謝が低下し、太りやすくなってしまいます。

さらに、股関節の内側部分は広がって見えやすいため、下半身が太って見えることもあるのです。

腰痛を発症しやすくなる

O脚になると、左右の脚の長さに差が生じ、体重のかかり方が変わってしまいます。

また、「運動連鎖」という現象により、脚の関節の状態が全身の姿勢に影響を与えます。

一般的に、O脚になると猫背になりやすいと言われていますが、実際にO脚を引き起こす要因の多くが猫背の原因ともなります。

そのため、O脚になると猫背が進行し、腰痛を発症することが多くなります。

O脚改善のためにやってはいけないことは?

O脚を改善するためにやっていただきたくないこととして、下記のものが挙げられます。

基本的には変形性膝関節症を悪化させる要因になるものです。詳しくご紹介します。

足を組む

足を組むと、重力が膝を外側に開く方向にかかります。

これがO脚を進行させる大きな要因の一つです。

また、足を組んだ状態では膝が捻れ、O脚と同じ姿勢になります。

そのため、O脚の人には足を組む動作は避けるべきと言えます。

横座り

横座りも足を組んだ状態と同様に膝に大きな負荷がかかることが多く、膝のねじれの状態はO脚と同様の状態となります。

横座りや正座は膝のねじれを進行させることとなるため、普段の生活で行うことはできる限り避けるべき動作といえます。

ガニ股で歩く

ガニ股で歩くと、膝に左右方向のストレスが生じます。

外向きと内向きの両方にストレスがかかるため、膝の関節に大きな負荷がかかり、危険な要因となります。

そのため、膝への負荷を軽減し、痛みを防ぐためにも、膝に負担がかかりにくい歩き方を心がけることを推奨します。

間違ったインソールを入れる

間違ったインソールを使用しているケースをよく見かけます。

一般的に販売されているインソールの多くは、かかとの方向を内側に修正するものです。

特に、かかとの外側を高くするインソールが非常に多いですが、本来はかかとの内側を高くすることが望ましいとされています。

これは扁平足のインソールも同じです。

扁平足やO脚の方は、かかとを内側ではなく外側に回す必要があります。

正しいかかとの位置に修正することで、膝の痛みが軽減したり、O脚が改善することが多くあります。

そのため、痛みの改善やO脚の矯正には、専門家と相談して正しいインソールを選ぶことが重要です。

長時間猫背で過ごす

先に述べたように運動連鎖というものがあります。

一般的に運動連鎖はかかとや扁平足から生じることが非常に多いですが、逆に膝より上の位置から生じることもあります。

そのため、常に猫背でいると体は関節の位置を安定させるためにO脚になることがあるのです。

O脚改善におすすめのストレッチは?

O脚にはストレッチが非常にオススメです。

姿勢が固まってしまった状態を改善するために必要な要素であり、関節を安定させるためにもストレッチを積極的に行なってください。

特に膝へのストレッチも重要になりますが、足首や股関節のストレッチも非常に重要です。

・タオルを使ったストレッチ

①仰向けに寝ます

②片方の足の裏に長めのタオルをかけて膝を少し伸ばしたまま足を上げます

③少し曲げている膝を伸ばして太ももの裏を伸ばします

④1分程度を目安に反動をつけずに伸ばします

・ふくらはぎのストレッチ

①立った状態で伸ばしたい方の足を後ろに下げ、足を前後に開いた姿勢になります

②後ろの足の踵をつけてふくらはぎを伸ばします

③30秒程度を目安に伸ばします

・椅子に座って行うストレッチ

①片方の足首を膝の上に乗せます

②乗せた足の膝を両手で持って体に抱えるように近づけます

③30秒程度を目安に実行してください

O脚改善にインソールは意味ないって本当?

O脚改善のためにはインソールの使用が推奨されることが多いとされています。

しかし、先に述べたように、一般的に販売されているインソールは外側が高くなりがちで、かかとが正しい方向に傾いていないことが多いのです。

実際には、かかとを反対方向に調整する必要があるのが本音のところ。

正しいインソールを使用するだけで、立ったときにその違いを感じることができるでしょう。

インソールを適切に挿入することで、下肢全体が正しい筋活動を行えるようになります。

O脚の改善を目指す方は専門家に相談して、正しいインソールで下肢全体の筋活動を整えていくことが大切です。

広島周辺でO脚にお悩みの方はセラピストプラネットにご相談ください!

O脚は多くのデメリットがあるため、早めに改善することがおすすめです。

足を組んだり猫背で過ごしたりするとなかなか改善ができないため、日頃から注意しましょう。

広島周辺にお住まいの方で、O脚にお悩みの方は、ぜひセラピストプラネットにご相談ください。

セラピストプラネットは広島県広島市を拠点としている整骨院で、広島県内に10店舗を構えています。

どの店舗も最寄り駅から徒歩1〜13分程度というアクセスの良さが特徴の一つです。

どんな些細な症状でも、お気軽にご相談ください。

一人ひとりの原因を突き止めて、解決への道筋を探し、一緒に改善を目指していきましょう。