子供が反り腰になる原因は?正しい姿勢・改善方法を解説!
子供が反り腰になる原因は?正しい姿勢・改善方法を解説!
腰の違和感を抱えていて、「自分は反り腰だろう」という自覚がある人はあまり多くありません。
子供の場合は自分の姿勢について考えたことがない子が多いでしょう。
ここでは反り腰がどういうものか、基礎知識を含めつつも今後どうしたらいいかがわかるようになっています。
「子供の姿勢がわるいけど、どうやったら正してくれる?」
「反り腰はどういう人がなりやすいの?」
「普段から姿勢を意識するためにはどうしたらいい?」
たくさんの疑問がありますが、順番にゆっくりと理解を深めていきましょう。
子供が反り腰になる原因は?
基本的に反り腰は、過剰に腰の反りを強くする筋肉が働くことにより起こります。
しかし、中には反対にお腹の筋肉が弱くなってしまったことにより反り腰になることもあります。
そのことから反り腰は誰にでもなる可能性があるのです。
腹部と腰部の筋肉のバランスが崩れてしまうことで反り腰になります。
さらに背中が丸まり、猫背の姿勢も反り腰の原因となります。
子供が学校の体育の授業以外ではほとんど体を動かさずに、休みの日は家でゲームをしたり、動画を見たりして過ごすことで、運動不足による筋力の低下がみられます。
正しい姿勢を保つには腹筋や背筋などの筋肉が必要です。
これらの筋力が低下してしまうと上手に体を支えることが出来なくなり、姿勢が悪くなりがちです。
姿勢が悪い子供の中には、筋力の低下により正しい姿勢を保つことが出来ない場合もあります。
悪い姿勢がクセになっている
背もたれに寄りかかるように座る「ずっこけ座り」や、背中を丸めた猫背の状態で椅子に座るなど、悪い座り方が癖になってしまうと、姿勢がわるくなります。
また、机にひじをついたり、足を組んだりして座ると背骨や骨盤が曲がった状態になりやすく、姿勢が悪い原因の理由になります。
姿勢は筋肉のコリや背骨の変形により形状記憶されてしまうものです。
成長するにつれて猫背がより固定化されていくと、早ければ中学生くらいから慢性的な肩こりや腰痛になってしまうことも考えられます。
子供の頃から正しい姿勢を形状記憶することができるようにしましょう。
デバイスの長時間使用
子供の姿勢が悪くなる原因は複数ありますが、近年問題になっているのはデバイスの長時間の利用による原因で反り腰になってしまうことです。
子供は大人よりも体が柔らかいため、体幹も弱いとされています。そのため自然とだらけた猫背の姿勢になってしまいます。
オンラインゲームや、動画の視聴など、スマートフォンやタブレットなどを長時間使用する子供が急激に増加しています。コロナ渦により外出が制限されてしまい、学校も休校になり、デバイスを使う時間が増えてしまったことも原因の一つにあげられます。
スマートフォンやタブレットを使用する際は、どうしても猫背になったり、首が前に出た姿勢、いわゆるスマホ首になったりします。
その状態が長時間続くことで慢性的に姿勢が悪くなります。
生活習慣の乱れ
食生活が変わり、急激な体重の増加にともなってお腹が出た体型に変化した時は注意が必要です。
お腹が大きくなってしまうと、立っているとき体が前方に傾いてしまい、前方に傾いた姿勢を正すために、腰を反らせた姿勢になり、最終的に反り腰になってしまいます。
正しい姿勢を保つことにより、内臓の動きがよりスムーズになります。そのことから食後の消化もスムーズになり、消化不良などのトラブルを避けることが可能です。
子供の腹痛の原因として、姿勢が悪いことがあげられます。
内臓が圧迫されることにより、消化不良を起こすのが原因の一つです。
子供の反り腰は何歳までなりやすい?
小学校高学年くらいまでは、反り腰の子供は多くみられ、成長するにつれて反り腰が矯正されていくのが普通です。
そのためあまり心配は要らないですが、痛みが伴う場合は違います。
痛みがある場合は他の病気が考えられるため自己判断はやめておきましょう。
子供の頃に姿勢が悪い、または反り腰によって実際よりも身長が縮んでしまうケースもあります。姿勢が改善されると大人であっても身長が1〜2cm伸びることもあるので、中学生を過ぎたころからはしっかりと正しい姿勢を保つことが大切です。
子供の正しい姿勢は?
まず子供に「姿勢がわるいよ、姿勢よくしようね」と言っても効果はあまり期待できません。
子供の姿勢を改善させるには、子供が自ら姿勢を正そうと思えるようになることが大切です。
なぜ姿勢を正す必要があるのか。
子供が理解できるように説明をして、姿勢を改善できるように環境を整えましょう。
姿勢が悪いのがクセになっていると、正しい姿勢を保つのは苦痛に感じる人も少なくありません。
子供の姿勢を改善する方法は?
姿勢を注意したとしても、それをうるさく感じることが多くあります。
まずは姿勢が悪いことにより「今後腰が痛くなったり後々大変だよ」と説明してみたり、「姿勢が良い方がすてきだよ」と姿勢がいいことでプラスになることをいくつか子供に説明しましょう。
そうすることにより自発的に姿勢を改善しようと思い、行動に移すことができます。
正しい姿勢を教える
これは子供に限らず大人も同じですが、自分の普段の姿勢がどういう姿勢なのか分からない人は多くみられます。
まずは自分の姿勢がどういう風に悪いのかを自覚させる必要があります。
その後に大人が姿勢の手本を見せましょう。
細かく何度も注意をすると、子供も面倒に感じたり、それを煩わしく感じてしまいます。
一度姿勢について子供と話す時間を作ったり工夫をしましょう。
何度も注意するよりも、長期的に見ると親子ともにいい結果になります。
サポートアイテムを使用する
すでに悪い姿勢のクセがついている状態で、正しい姿勢を保つのはなかなか難しいと思われます。大人や子供も集中して勉強や仕事をしていると、うっかり姿勢を正すことを忘れてしまうことが多々あります。
そのために正しい姿勢を普段からキープできるサポートアイテムを使うのがおすすめです。
悪い姿勢を正してくれたり、サポートアイテムを付けていない瞬間も正しい姿勢を意識できたりします。
では反り腰に使えるサポートアイテムを次の章で紹介します。
しっかりと見ていきましょう。
子供の姿勢改善におすすめのアイテムは?
子供の姿勢を正すのにおすすめなのはクッションと、サポーターベルトです。
それぞれどういう特徴があるのか説明していきます。
反り腰改善クッション
椅子に座るときにクッションを使用すると姿勢を改善しやすくなります。
椅子とお尻の間にクッションを挟むことで、骨盤が歪みにくくなり、正しい姿勢を保ちやすくなるでしょう。
最近は多機能なクッションがたくさん出ています。
通気性が良くあせっかきの子供や、汗疹に悩む子供に最適なものもあるので、まずはお子さんと話し合い、それぞれの悩みに合わせたクッションを選びましょう。
クッションを選ぶときは、子供の体に合わせた大きさを選ぶことも大切です。
サポーターベルト
サポーターベルトの利点はクッションと違い、立っているときや移動中、移動後などいつでも場所を問わず使えるという点です。
着ぶくれもなく、スマートに見えるものも多いので中に着てもあまり気になりません。
肩を開き、肩甲骨を引き寄せて背筋を伸ばすことにより、腰だけではなく肩も矯正してくれます。
こちらも大きさはさまざまあるので、子供の成長に合わせてサイズを選びましょう。
広島周辺で子供の反り腰でお悩みの方はセラピストプラネットにご相談ください!
今回は子供の反り腰について説明しました。
子供の姿勢について悩む親御さんも多い中、子供とどう姿勢について向き合うか考え、子供自身も良い姿勢について考えることが大切です。
そのために必要なアイテムを話し合って決めてから使用しましょう。
広島周辺にお住まいの方で、子供の反り腰にお悩みの方は、ぜひセラピストプラネットにご相談ください。
セラピストプラネットは広島県広島市を拠点としている整骨院で、広島県内に10店舗を構えています。
どの店舗も最寄り駅から徒歩1〜13分程度というアクセスの良さが特徴の一つです。
どんな些細な症状でも、お気軽にご相談ください。
一人ひとりの原因を突き止めて、解決への道筋を探し、一緒に改善を目指していきましょう。