ぎっくり腰になってから運転をしても良い?運転が再開できる時期も解説!
ぎっくり腰は、身動きが取れなくなってしまうほど腰が痛くなる症状です。
ぎっくり腰になり、移動しなければならないときに自動車の運転をしてもいいのか気になっている方も多いのではないでしょうか?
今回は、ぎっくり腰について発症してから運転してもいいのか、運転を再開できる時期について解説していきます。
ぎっくり腰とは?
ぎっくり腰とは、急に強い腰の痛みが生じて動けなくなってしまったり、動けても強い痛みを常に感じたりする症状です。
ぎっくり腰とは通称で、正式には「急性腰痛症」と呼ばれています。一概にぎっくり腰といっても痛める部分には違いがあり、腰椎の関節や靭帯、筋肉や骨盤を痛めるなどさまざまです。
とくに、重い荷物を持ち上げる時や腰が急激な動きをしたときに発症することが多いですが、朝起きた直後や咳をした時など突発的に起こることもあります。
痛みの具合も人によって違いがあり、軽症の方は歩くことはできるが腰を動かすことができない、前屈ができないなどです。中等度の方はかろうじて動くことはできますが常にズキズキとした痛みがある、そして重症の場合は、身動きをとることができない状態になります。
ぎっくり腰はどれくらいで治る?
ぎっくり腰が完治する期間は個人差や症状の重さによって違いがありますが、数日から数週間で回復します。
軽度の症状であれば、数日間安静にしたりケアをすれば症状が和らぎますが、重症な場合には腰の筋肉や靭帯の損傷があるため完治に数週間要します。痛みが強い時には、安静にしたくなりますが安静にしすぎるのは効果的ではなく筋力の低下を防ぐためにストレッチや軽い運動を取り入れましょう。
また、痛み止めを服用したり患部を温めるのも回復を促進します。回復を早めるために軽い運動は大切ですが、安静にする場合は腰に負担をかけない姿勢にすることが重要です。
もし、腰痛の症状が完治しない場合には、腰椎椎間板ヘルニアや腰の骨折の疑いがあります。
その時は、医療機関での診断を受けて適切なリハビリや検査をうけましょう。
ぎっくり腰になる原因は?
ぎっくり腰になるのには原因があります。ぎっくり腰が発症する原因は以下のとおりです。
運動不足による筋力の衰え
ぎっくり腰になる原因として考えられるのが運動不足で、運動不足によって腹筋や背筋と腰を支える筋肉が弱くなるのが原因です。これにより、重いものを持ったり腰が急激な動作をすると、腰の筋肉や靭帯が損傷してぎっくり腰になってしまいます。
運動不足は、筋肉の柔軟性を低下させるため筋肉が硬くなり筋繊維が傷つきやすくなってしまい、運動不足は血行不良も引き起こし筋肉や関節への栄養補給も滞ってしまいます。
このようなことを予防するために大事なのが軽運動です。ぎっくり腰を予防するためには日ごろの生活で軽い運動を取り入れ、腰の筋力と柔軟性、腰回りの筋肉を強化するトレーニングをしましょう。
適度に運動を取り入れてぎっくり腰になるリスクを減らしましょう。
猫背で過ごしている
ぎっくり腰になる原因として姿勢が大きく関係してきます。とくに、ぎっくり腰のリスクを高めるのが猫背です。猫背が続くと腰への負担が増加し、腰のバランスが崩れ筋肉が緊張して筋肉や靭帯に大きなストレスがかかります。
日ごろから猫背で過ごすと腹筋や背筋が弱ってきます。腹筋や背筋が上手に働かないと、腰を支えるのに必要な筋肉が弱まり重い荷物を持ち上げたり、激しい腰の動きに耐えられません。
猫背は姿勢が悪くなり体のバランスを崩すことにつながるので注意が必要です。
猫背を予防するために、姿勢を正す意識をしましょう。とくに仕事でデスクワークをしているときは、猫背になりやすいので定期的に背筋を伸ばす運動をしましょう。
また、仕事が終わってから腹筋や背筋を強化する運動をしたり、腰の筋肉を安定させる運動をすることをおすすめします。
ぎっくり腰になる予兆は?
ぎっくり腰になる時には、事前に予兆がでる場合があります。
ここでは、ぎっくり腰の予兆として考えられる3つをご紹介します。
起き上がる時・立ち上がる時に腰が痛む
ぎっくり腰になる予兆として、起き上がる時や立ち上がる時に腰が痛む場合が考えられます。
このような症状が見られたときは、日ごろの生活で疲労や腰の筋肉に疲労がたまっていることが原因と考えられ、放置すると強い痛みに変わりぎっくり腰になる可能性があります。
そのため、起き上がる時や立ち上がる時に腰が重く感じたり、痛みを感じたりした場合には無理をせずに慎重に動きましょう。
そして、腰を冷やすのは悪影響を及ぼすため腰を温めたり起床前に腰をストレッチして筋肉をほぐしてください。
起き上がる時や立ち上がる時に腰が痛むのを防ぐために、姿勢を見直し適切なストレッチや軽い運動を心がけましょう。
痛みを感じたら、安静にすることと適度なトレーニングを行うことが大切です。
咳やくしゃみをすると腰に響く
ぎっくり腰になる予兆として咳やくしゃみをしたときに腰に響くことが考えられます。
咳やくしゃみをしたときに腰に響くのは腰の筋肉や靭帯に負担がかかっていることが原因です。腰が疲れていたり筋肉が緊張していたりすると、咳やくしゃみをしたときに腰に痛みを感じます。
もし、咳やくしゃみで痛みを感じたときは無理に動いたり激しい運動を避けるようにして、その場合は運動を避け腰を温めて血行を良くしたり筋肉の緊張を和らげるためにストレッチなどで予防しましょう。
もし、咳やくしゃみによって違和感を感じたら無理をせず、専門家に相談することをおすすめします。
前かがみになると腰が痛む
ぎっくり腰になる予兆として前かがみになると腰が痛むことが考えられます。前かがみになったときに腰に痛みを感じたときは腰の筋肉や靭帯に負担がかかっています。
前かがみの体勢は腰に大きな負担がかかっているので、腰の筋肉が疲労していたり柔軟性が低下している場合は普段よりも痛みを感じることも。
前かがみでの腰の痛みは、ぎっくり腰の前兆の可能性があるため重いものを持ち上げたり激しい運動は避けましょう。ぎっくり腰を未然に防ぐために、腰の筋肉を強化することとストレッチをして柔軟性を高めるとぎっくり腰を予防することができます。
ぎっくり腰になったら運転しない方がいい?
ぎっくり腰になったときには、自動車の運転は避けましょう。
ぎっくり腰は腰の筋肉や靭帯に痛みが出る症状なので、良い姿勢を保たなくてはいけません。
しかし、運転中は姿勢を保つのが難しいため痛みが悪化する可能性があります。そのため、長時間同じ体勢を取る自動車の運転は避けましょう。
ぎっくり腰の時に、アクセルやブレーキ操作をすると痛みが出てきます。アクセルやブレーキ操作に影響があれば、事故のリスクも大きくなりますので家族や友人に運転してもらうなどして対応しましょう。
ぎっくり腰になってから運転を再開するのはいつから?
ぎっくり腰になった際に、自動車の運転を再開する時期ですが個人差があります。
一般的には、痛みが完全に軽減し腰の動きに違和感を感じなくなったときに再開しましょう。
また、運転再開はぎっくり腰の症状が軽度のものであれば1〜2週間で、重度のものであれば3〜4週間くらいです。
上記の期間になっても無理に運転を再開するのではなく、腰の具合が運転できる状況にあるのかチェックしてから運転する必要があります。短い距離を運転するなどの慣らし運転をしましょう。
広島周辺でぎっくり腰でお悩みの方はセラピストプラネットにご相談ください!
ぎっくり腰は、正式名称が急性腰痛症と呼ばれ運動不足による筋力の衰えや姿勢の悪さからぎっくり腰になります。ぎっくり腰の治療中は自動車の運転は控えましょう。広島周辺にお住まいの方で、ぎっくり腰にお悩みの方は、ぜひセラピストプラネットにご相談ください。セラピストプラネットは広島県広島市を拠点としている整骨院で、広島県内に10店舗を構えています。どの店舗も最寄り駅から徒歩1〜13分程度というアクセスの良さが特徴の+-一つです。どんな些細な症状でも、お気軽にご相談ください。一人ひとりの原因を突き止めて、解決への道筋を探し、一緒に改善を目指していきましょう。