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      外側広筋に痛みを感じる!原因や考えられる病気・ストレッチなどをご紹介!

      太ももの外側が痛む、だるさがある、そんな症状がある方は外側広筋が原因になっているかもしれません。

      今回は外側広筋の痛みの原因や考えられる疾患やその対策についてご紹介します。

      外側広筋とは?

      外側広筋とは膝を伸ばす筋肉の大腿四頭筋の中の一つであり、外側にある筋肉です。

      非常に広く大きい筋肉で、大きな力が出やすい筋肉とされています。

      しかし、力が出やすいため外側広筋に頼ってしまうことが多く、膝を伸ばす以外の役割も担ってしまうことで痛みが出やすいことも特徴です。

      参照元:iOSアプリ VISIBLE BODY https://apps.apple.com/app/id1117998129

      外側広筋に痛みがあるのはなぜ?

      外側広筋に痛みが出るのは、筋肉が非常に大きいにも関わらず、大きな力が出にくいことが原因です。

      また、外側広筋の表面にある腸脛靭帯が摩擦を起こして生じるランナー膝や、外側半月板の損傷など、外側広筋以外にも痛みが生じることもあります。

      そのため、外側広筋に痛みが生じた際には外側広筋だけに注目するのではなく、他の原因を探る必要があります。

      筋肉が疲労している

      筋肉が大きいことで体を支えるための力を出し続けてしまい、大腿四頭筋の中でも特に外側広筋だけ力が入り続けることがあります。

      その結果、外側広筋が疲労してしまって痛みが生じることがあります。

      トリガーポイントが原因になっている

      外側広筋は先に述べたように膝を伸ばす力を出します。

      中腰になったまま仕事をしたり、スクワットのような動きをしている時に負荷がかかることで痛みを発症することがあります。

      原因は別の部位にあることが多いため、外側広筋だけでなく別の原因を探ることも重要です。

      実際に痛みが出る場所と原因が違うことは他の部位でも多くあることなので、別の部位に生じた痛みでも別の原因を疑って検査等を行うことが重要です。

      外側広筋に痛みがある時に考えられる病気は?

      外側広筋の上には腸脛靭帯という大きな筋膜があります。

      この筋膜は大きく、大腿筋膜張筋という筋肉にもつながっているので膝を伸ばす力が働きます。

      この腸脛靭帯と大腿筋膜、大腿四頭筋が外側広筋とのバランスが崩れることによって痛みや病気が発生することがあります。

      腸脛靭帯の炎症(ランナー膝)

      ランナー膝はランニングによって生じる膝関節周囲の障害です。

      この障害には色々な疾患を含んでおり、広い範囲の総称とされています。

      その中でも代表例として挙げられるのは腸脛靭帯炎です。

      膝の屈伸運動を繰り返すことで腸脛靭帯が大腿骨の外側の出っ張り部分に擦れて炎症を起こし、痛みが発生します。

      反復動きによる摩擦が原因となるため、バスケットボールやサッカー、テニス、水泳、自転車競技などでも発症する可能性がある疾患です。

      初期はランニング後のだるさや軽度の痛みから発症することが多く、膝の上の外側の出っ張り部分に痛みが生じます。

      徐々に痛みが増大することが多く、長期的な運動が痛みをさらに増大させてしまいます。

      そのため痛みが出た際にはアイシングを行うこと、そして休息が重要です。

      また、競技によって痛みが発生している場合は膝の使い方を含めてフォームの確認と筋力の調整を行う必要があります。

      外側側副靭帯の損傷

      外側側副靭帯とは膝の外側にある大腿骨の外側と、脛骨の外側にある腓骨の上側をつなぐ靭帯です。

      膝の安定性を高めることができる靭帯で、O脚方向への衝撃や負担を軽減させる靭帯です。

      ここの靭帯が損傷するときは単体での損傷ではなく、他の部位が一緒に損傷している例が多いとされています。

      外側側副靭帯が損傷したときに出る主な症状は膝の外側の痛みや腫れで、中には熱をもつことも。

      外側側副靭帯は膝を伸ばした状態よりも曲げた状態での安定性に関連しています。

      そのため、膝を曲げた状態での外側にかかるストレスによって痛みが生じやすいとされています。

      あぐらをかくと痛みが出る方はその典型的な例と言えるでしょう。

      外側半月板の損傷

      半月板とは膝の中にある軟骨のような組織で、膝関節内で骨同士の衝突を防ぐものです。

      半月板の損傷が生じた際には周囲の靭帯や骨の損傷が同時に起きている可能性が高いため、色々な検査を行なって介入方針の決定を行います。

      半月板には2種類あり、内側半月板と外側半月板があります。

      この2種類が相互に作用することで膝の骨を守り、スムーズな運動を可能にしています。

      発症要因にはスポーツや運動中における膝のねじれや着地時などの衝撃が挙げられます。

      また交通事故による外傷も原因で、外側側副靭帯と一緒に損傷するケースもあるとされています。

      症状には膝の曲げ伸ばしの際に生じる引っかかり感とポキポキという小さな音があります。

      重症化すると突然膝の曲げ伸ばしができない、体重をかけることができないといった生活や仕事に大きな支障が出る場合もあるとされています。

      外側広筋に痛みがある時におすすめのストレッチは?

      外側広筋の痛みの原因が特定できない状態の場合は膝を積極的に曲げたストレッチは避けましょう。

      ストレッチを行うのは専門家によって原因が特定されてから行うようにしましょう。

      ここでは、原因が特定された方におすすめのストレッチをご紹介します。

      ・椅子に座って行うストレッチ

      ①椅子に座って伸ばしたい方の足を組みます

      ②組んだ膝の上の太もも部分を持って反対側の腰に近づけるように引っ張ります

      ③30秒程度を目安に実行してください

      ・開脚ストレッチ

      ①仰向けに寝ます

      ②伸ばしたい方の足をつま先を上に向けたまま外側に広げます

      ③股関節の内側の筋肉を伸ばします

      このとき、つま先の向きを意識してください。

      膝のお皿の向きとつま先の向きをそろえるようにして、膝のねじれが発生しないようにしてください。

      外側広筋に痛みがある時におすすめの筋トレは?

      外側広筋に痛みがある際には膝の筋トレをしたくなるとは思いますが、ストレッチの際にも記載したように、原因が特定されるまでは避けるようにしましょう。

      同様に、原因が特定された方におすすめの筋トレをご紹介します。

      ・股関節の筋トレ

      ①椅子に座ります

      ②両膝を両手で閉じるように抑えます

      ③両手で膝を閉じる方向に抑えたまま、両膝を広げます

      10回を目安にトレーニングを実施してください。

      足を広げた際に、両足も一緒に広げるようにしましょう。

      ・ふくらはぎの筋トレ

      ①手すりやテーブルを持って立ちます

      ②つま先立ちになります

      20回を目安に実行してください。

      つま先の指に平等に体重がかからないと膝にねじれが生じるため靭帯や関節に負荷がかかるので注意してください。

      外側広筋に痛みを感じやすいのはどんな人?

      外側広筋が痛む方は膝の筋肉が硬くなったり筋力低下が起きていたりすることが考えられます。

      靭帯や半月板の損傷を疑うこともありますが、靭帯や半月板の損傷が起きていると外側広筋に痛みが生じることがあるとされています。

      特に腸脛靭帯部は痛みを感じやすい組織がたくさんあるため、この部分は痛みに対して敏感になることがあります。

      広島周辺で外側広筋の痛みにお悩みの方はセラピストプラネットにご相談ください!

      外側広筋の痛みにはさまざまな要因がありますが、原因を特定するには専門家の知識を要します。

      原因の特定後も痛みの出やすい動作や痛みが出にくくなるトレーニングなど、指導が必要です。

      広島周辺にお住まいの方で、外側広筋の痛みでお困りの方は、ぜひセラピストプラネットにご相談ください。

      セラピストプラネットは広島県広島市を拠点としている整骨院で、広島県内に10店舗を構えています。

      どの店舗も最寄り駅から徒歩1〜13分程度というアクセスの良さが特徴の一つです。

      どんな些細な症状でも、お気軽にご相談ください。

      一人ひとりの原因を突き止めて、解決への道筋を探し、一緒に改善を目指していきましょう。