太ももの凝りの原因は?改善方法・ほぐすアイテムをご紹介!

太ももの凝りは、誰もが経験する症状の一つです。

長い時間座っていたり、運動不足が続くことなどが原因で引き起こされます。

今回の記事では、改善方法や凝りをほぐすためのアイテムをご紹介します。

太ももに凝りを感じる原因は?

太ももに凝りを感じる原因は使い方によってさまざまです。ここでは、よくある原因を2つご紹介します。

筋肉疲労

筋肉疲労は、太ももの凝りで最もありがちな原因です。

運動をしたり長い時間立ち仕事を行ったりすると太ももの筋肉にある繊維が損傷を受けて疲労物質が蓄積されます。

これにより筋肉が硬くなり、凝りにつながるのです。

とはいえ運動や立ち仕事をやめることは現実的ではないでしょう。

その場合は、休憩をしっかり取ることがおすすめです。

疲労感を軽減させたり、筋肉を回復させたりするだけでも凝る可能性を抑えられます。

姿勢の悪さ

姿勢が悪い状態が続くと、前かがみになっていたり太ももの筋肉にバランス悪く負担がかかったりするため、凝りを発症します。

長時間悪い姿勢の状態が続くと、筋肉が緊張したり血行が悪くなるため、疲労が蓄積しやすく太ももの凝りはもちろん、腰痛や肩こり、耳鳴りなどのさまざまな症状を引き起こします。

座り仕事をしている方は特に注意が必要で、こまめに立ち上がって姿勢をリセットしないとどんどんと負担が蓄積してしまいます。

また、筋肉がアンバランスについてしまうため、さらに姿勢が悪くなる原因となるのです。

ストレス

意外かもしれませんが、ストレスも太ももが凝る原因です。

精神的なストレスを感じると、体は自然と緊張状態になってしまいます。

これは、コルチゾールというストレスホルモンの分泌が増加し、筋肉に影響するからです。

太ももは体の中で最も大きな筋肉で、日常生活でよく使われるため、ストレスを感じると緊張しやすく蓄積につながります。

ストレスを軽減するためにはストレスの原因を根本から取り除くことが大切ですが、仕事上のストレスや人間関係によるストレスなど、すぐに対処できるものではないかもしれません。

その場合は、十分な睡眠をとったりヨガを行ったりしてストレスを溜めない工夫をしましょう。

太ももの凝りの改善方法は?

太ももに凝りを感じたら、次の方法で改善を目指しましょう。

テニスボールを使った方法

1.床に横になり、テニスボールを太ももの凝りを感じる部分に置きます。
2.体重をかけて、ゆっくりとボールの上で転がります。
3.痛みや緊張を感じる部分にボールを当てたまま、20〜30秒間維持しましょう。
4.ボールを少しずつ移動させながら、太ももの全体をほぐします。

気持ち良いと感じる程度に圧力をかけることがポイントです。

お風呂でできる方法

お風呂で温まることも、太ももの凝りを改善する効果を期待できます。

1.ぬるめのお湯に浸かり、リラックスできる状態を作ります。
2.お湯の中で、太ももの筋肉を軽くマッサージします。指の腹を使い、優しく押します。
3.凝りを感じる部分には、少し強めに圧をかけながらマッサージします。
4.お風呂から上がった後は、ストレッチで筋肉をしっかりと伸ばします。

温熱効果とマッサージが組み合わさるため、血行が促進され、筋肉の緊張がほぐれやすくなります。

座ったままできる方法

1.椅子に座り、片足を反対の膝に乗せます。
2.上半身をゆっくりと前に倒し、太ももの裏側が伸びるのを感じます。
3.20〜30秒間維持しましょう。
4.反対側の足も同様に行います。

座ったままできるため、仕事中にも手軽にできます。

筋肉の柔軟性が向上し、凝りを予防することができます。

立ったままできる方法

・太ももの前側のストレッチ
1.壁や椅子に手をついてバランスを取ります。
2.片足を後ろに曲げて、足首を手で掴みます。
3.膝を後ろに引き、太ももの前側が伸びるのを感じます。
4.20〜30秒間キープし、反対側の足も同じように行いましょう。

立ち姿勢でできるため、仕事の休憩や疲れた時のリフレッシュとして行うのもおすすめです。

フォームローラーを使った方法

・太ももの前側のフォームローラーストレッチ
1.床にうつ伏せになり、フォームローラーを太ももの前側に置きます。
2.両肘を床につけ、体を支えます。
3.太ももの前側をフォームローラーで転がしながら、膝から腰までを上下に動かします。
4.痛みを感じるポイントで10〜20秒間静止し、その後ゆっくりと動かします。

 

・太ももの裏側のフォームローラーストレッチ
1.床に座り、フォームローラーを太ももの裏側に置きます。
2.手を床について体を支え、片足を伸ばしてフォームローラーに乗せます。
3.もう片方の足は膝を立てて体を安定させます。
4.太ももの裏側をフォームローラーで転がしながら、膝からお尻までを上下に動かします。
5.痛みを感じるポイントで10〜20秒間静止し、その後ゆっくりと動かします。

「痛気持ち良い」程度の強さで行うことで、気持ち良さを感じながら凝りをほぐすことができます。

太ももの凝りをほぐすおすすめのアイテムは?

太ももの凝りは、百貨店などで購入できるアイテムでほぐすことができます。ここでは、おすすめのアイテムを3つご紹介します。

フォームローラー

フォームローラーは、筋膜ローラーとも呼ばれている円柱状のローラーのことです。

硬さと弾力があり、全身の筋肉をほぐすことができます。

太ももをはじめ、背中やふくらはぎなどの大きな筋肉に使えるため、自宅でも簡単に凝りをほぐせます。

また、フォームローラーは筋膜リリースにもおすすめで、筋肉の緊張をほぐして血行を促進することができます。

疲れが溜まっている方や太もも以外の部分をほぐしたい方にもおすすめです。

お風呂から出て体が温まっている時や、運動後のクールダウンの時に使ってみてください。

マッサージローラー

マッサージローラーはハンドル付きのローラーで、手軽に使えるアイテムです。

小さな筋肉に効率的に使えますが、太ももにも刺激を与えられます。

持ち運びができるタイプもあるため、出張先や旅行先に持っていって使用することも可能です。

また、マッサージローラーは握りやすく、力の加減がしやすいため、好きな強さに調整できます。

さらに、フォームローラーよりもサイズが小さくピンポイントに刺激できるため、一箇所を集中的にほぐしたい場合に使いやすいアイテムです。

マッサージボール

マッサージボールは、ボールに凹凸がついたアイテムです。

ほぐしたい部分をピンポイントで刺激できるため、集中的に刺激したい場合におすすめ。

こちらも持ち運びが容易であるほか、保管に場所を取らない点も魅力的です。

マッサージボールを使って太ももの凝りをほぐす方法として、ボールを太ももの下に置いて自分の体重を利用して圧をかけながら転がす方法があります。

自分の体重をかけるので少々痛みを感じることがあるかもしれませんが、ちょうどいい強さに調整して行ってください。

画像は手のひらほどのサイズですが、さまざまな大きさや硬さがあるため、好きなものを購入してみてください。

広島周辺で太ももの凝りでお悩みの方はセラピストプラネットにご相談ください!

今回の記事では、太ももの凝りについてご紹介しました。

誰もが発症する可能性のある症状ですが、対策次第で予防や改善が可能です。

広島周辺にお住まいの方で、太ももの凝りでお悩みの方は、ぜひセラピストプラネットにご相談ください。

セラピストプラネットは広島県広島市を拠点としている整骨院で、広島県内に10店舗を構えています。

どの店舗も最寄り駅から徒歩1〜13分程度というアクセスの良さが特徴の一つです。

どんな些細な症状でも、お気軽にご相談ください。

一人ひとりの原因を突き止めて、解決への道筋を探し、一緒に改善を目指していきましょう。