ヘバーデン結節の予防方法は?おすすめの治し方・食事をご紹介!
へバーデン結節は、指の第1関節が変形して痛みを伴ったり、動きが悪くなる関節の疾患の一種です。特に、中高年の女性に多く見られる病気で、徐々に進行していくことが多いので不安に思われる方も多いのではないでしょうか。ここでは、へバーデン結節の症状や原因、予防方法などを詳しく解説していきます。
ヘバーデン結節とは?
へバーデン結節とは、指の第1関節が曲がり変形をしてしまう病気です。
参照元:みらいウェルネスクリニック
画像のように第1関節部分に2つのコブができ、関節が腫れて屈折し、痛みもあります。
ヘバーデン結節の症状は?
へバーデン結節の症状は、前述したような第1関節の痛みや腫れのほかに皮膚の赤みや手指の違和感とこわばりなどがあります。次第に痛みも手の腫れも悪化し手の動きが悪くなっていきますが、症状は継続的に起きているわけではなく発症して回復を繰り返します。へバーデン結節の怖いところは、長い年月をかけて関節や骨が変形するところです。そして最終的には、関節が屈折した状態で固まります。痛みは関節の固まりで落ち着いてきますが、手は完全に変形してしまい日常生活に支障をきたす程になってしまいます。
ヘバーデン結節の原因は?
へバーデン結節の原因は、実際のところ不明です。特に、40代以降の女性や手をよく使う人が発症しやすいとされています。親族からの遺伝についても明確な原因としては解明されていませんが、親族にへバーデン結節を発症したことがある人がいる場合には注意しておく方が良いでしょう。そして、へバーデン結節を発症するのが中高齢の女性に見られることから、女性ホルモンの変化やストレスも起因しているのではないかとされています。
ヘバーデン結節の検査方法は?
へバーデン結節の検査方法を3つご紹介します。
触診検査
へバーデン結節の触診検査では、指の第1関節周辺の腫れや変形、痛みがあるのかを検査します。特に関節の変形は、へバーデン結節の代表的な特徴のため、関節の可動域や変形について詳しく触診します。また、へバーデン結節に類似した症状の病気に発症している可能性もあるので注意が必要です。類似した症状として指の腱鞘炎とばね指、なかでも注意すべき病気は関節リウマチなので、そこを注視して確認します。
レントゲン検査
レントゲン検査は、へバーデン結節の特徴である関節の変形に対して骨と関節の状態を確認します。特に、関節にある軟骨のすり減り方とへバーデン結節に見られる骨がとげ状になる骨棘の有無を確認します。このように、触診では確認することができない部分も確認することが可能です。そして、レントゲン検査で関節が損傷していたり、感覚が狭くなっていたり、骨棘が発見されるとへバーデン結節の可能性が高くなります。
血液検査
指の第1関節の疾患であるへバーデン結節ですが、血液検査も効果があります。そして血液検査では、炎症やへバーデン結節に酷似した関節疾患の有無を調べることができ、疑われる病気としては、関節リウマチです。関節リウマチを発症していた場合、血液検査での免疫に関係する数値が異常を示します。それに対してへバーデン結節は、血液検査による免疫の数値には異常が出ないのです。このように、へバーデン結節に酷似している関節リウマチとの判別に大きな役割をするのが血液検査です。
ヘバーデン結節にならないための予防方法は?
へバーデン結節にならないために、関節に負担をかけない生活や、指に負担のかかる仕事をしないという選択が重要です。そして、へバーデン結節を発症する大きな理由と考えられているなかに女性ホルモンがあります。そこで、女性ホルモンの減少を補うものとして注目されているのがエクオールサプリメントです。女性ホルモンであるエストロゲンという物質があり、エストロゲンに似ているのがエクオールになります。エストロゲンというのは関節や腱を保護する働きがあるため、エストロゲンが減少することで関節や腱に悪影響を及ぼすのです。そのため、エストロゲンに似たエクオールを摂取することは効果があるのではと期待されています。
ヘバーデン結節予防におすすめの食事は?
前述したようにへバーデン結節に影響があるのは、女性ホルモンの減少であると説明しました。ここでは、女性ホルモンを補うのに良い食材と適切ではない食材を解説します。
OK食材
女性ホルモンにOKな食材は以下の3つが良いとされています。
・大豆イソフラボン
大豆イソフラボンは、女性ホルモンであるエストロゲンの働きに似ています。そして、エストロゲンの減少は更年期障害やイライラに影響があるとされており、大豆イソフラボンを摂取することはこの症状に効果があります。大豆イソフラボンを多く含んでいる食材は、豆腐や味噌、納豆などの大豆製品です。
・ビタミンE
ビタミンEは、エストロゲンの働きを助ける効果があるとされています。そこでビタミンEは更年期障害や不妊の方におすすめされることが多く、ビタミンEを多く含んでいる食材は、かぼちゃやアーモンド、モロヘイヤです。
・ビタミンE6
ビタミンE6は、エストロゲンの働きをサポートして女性ホルモンのバランスを正常にするという作用があります。そこで、つわりの緩和やPMSの予防にも効果が期待でき、ビタミンEを多く含んでいる食材は、牛レバーやバナナ、サンマ、カツオなどです。
以上の食材は、女性ホルモンを正常に保つために摂取しましょう。
NG食材
へバーデン結節に悪影響の食材はカロリーや糖質が多いもの、甘いもの、トランス脂肪酸などがあり、詳しい食材は以下のとおりです。
スナック菓子やファーストフードなどのトランス脂肪酸
ケーキやソフトドリンクなどの砂糖が含まれたもの
パンやパスタなどの精製された炭水化物
以上の食材は、関節の炎症に悪影響を与えますので摂りすぎには注意しましょう。
ヘバーデン結節かな?と思ったらどうすれば良いか
へバーデン結節は、なかなか聞くことのない病気で、発症したら不安なことが多いかもしれません。焦らず、次の3つの項目に注意しましょう。
指を動かしすぎない
へバーデン結節と感じた時には、無理に指を動かさないようにしましょう。無理な動きをさせることは関節の炎症や痛みを増加させ、指の変形を早めてしまいます。痛みが強くなり、動かしたくなるかもしれませんが注意が必要です。
マッサージや温めを行わない
へバーデン結節を疑っている場合は、マッサージや温めを行わないようにしましょう。ネット情報では、マッサージや温めが有効的とされていますが素人が間違った施術をするのは危険です。
早めに専門家に相談する
へバーデン結節は進行が遅い病気ではありますが、疑いがある場合は早めに専門家に相談しましょう。病気は早期発見、早期の対処が大切です。
ヘバーデン結節でお悩みの方はセラピストプラネットにご相談ください!
へバーデン結節は、指が変形してくる病気のため不安に思ったり、原因がわからない方が多いと思います。
広島周辺にお住まいの方で、ヘバーデン結節でお悩みの方は、ぜひセラピストプラネットにご相談ください。
セラピストプラネットは広島県広島市を拠点としている整骨院で、広島県内に10店舗を構えています。
どの店舗も最寄り駅から徒歩1〜13分程度というアクセスの良さが特徴の一つです。
どんな些細な症状でも、お気軽にご相談ください。
一人ひとりの原因を突き止めて、解決への道筋を探し、一緒に改善を目指していきましょう。
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