股関節がつる原因は?考えられる病気や対策方法を解説!

股関節がつると痛みを感じるため、悩んでいる方は多いのではないでしょうか?

股関節がつる原因にはさまざまあり、考えられる病気もいくつかあります。

この記事では、股関節がつる原因や対策方法についてご紹介します。

股関節がつる時に考えられる病気

股関節がつる時に考えられる病気はいくつかあります。

日常的に股関節がつって困っている方は、以下の症状が疑われます。

放置せずに専門家に相談するようにしましょう。

変形性膝関節症

変形性膝関節症は、関節にある軟骨がすり減って関節が変形してしまう病気です。

動きが制限されることで痛みを引き起こします。

これが股関節まで影響を及ぼすため、股関節がつる原因となるのです。

この症状は長年の関節の曲げ伸ばしによる負担が原因となるため、若い方よりも中高年の方に多くみられます。

腱鞘炎

腱鞘炎は手や指に発症する病気のイメージがあるかもしれませんが、股関節にも発症することがあります。

手や指に発症するケースと同様に、股関節の過度な使用や繰り返しの使用によって発症します。

関節リウマチ

関節リウマチは、自己免疫疾患です。

自己免疫疾患とは、免疫システムの異常な働きによって自身の体の組織を攻撃してしまう病気のことです。

股関節にも影響し、痛みを伴うことがあります。

日常生活に支障をきたすことがあるため、関節リウマチが疑われる場合は早めの来院を心掛けましょう。

股関節痛

股関節痛は、股関節周辺の筋肉や靭帯の炎症が原因で発症する痛みです。

過度な運動はもちろん、運動不足の場合にも発症するとされています。

日頃から適度な運動やストレッチを行うようにし、痛みが続く場合は専門家に相談しましょう。

骨頭壊死

骨頭壊死は、血流の低下が原因で股関節の一部が壊死することです。

特に、大腿骨頭が壊死すると股関節の動きが制限されるため、激しい痛みとなります。

薬物療法や手術によって対処することが一般的です。

股関節がつる原因は?

股関節がつる原因は、筋肉の状態や栄養バランスなどさまざまな理由が考えられます。

ここでは、代表的な原因について解説します。

筋肉疲労

まずは、筋肉の過度な使用による疲労です。

運動や立ち仕事などで筋肉に大きな負担がかかると疲労しやすくなります。

疲労した筋肉は収縮しやすく、緊張が続くと痙攣やつりが生じるものです。

また、激しい運動の後や、運動不足の状態から急に運動を始めた場合も症状が引き起こされます。

筋肉が硬くなっている

筋肉が硬くなっていることも、原因です。

運動不足や長時間の同じ姿勢が続くと、筋肉は硬直して、つる原因となります。

筋肉の柔軟性を保つためには、ストレッチを行い、硬くなることを防ぐ必要があります。

マグネシウム不足

筋肉に関することだけでなく、マグネシウムが不足していることも原因になります。

マグネシウムは、筋肉の収縮と弛緩を調節する役割を持ちます。

そのため、マグネシウムが不足すると、股関節のつりにつながります。

マグネシウム不足におすすめの食材

マグネシウム不足の方におすすめの食材は以下のとおりです。

・ナッツ類
・ほうれん草
・小松菜
・ケール
・ブロッコリー
・かぼちゃ
・海藻

股関節がつりやすい人の特徴

股関節がつりやすい人には共通点があります。

ここでは、つりやすい人の特徴についてご紹介します。

女性

女性は男性よりも骨盤が広く、股関節にかかる負担が大きくなりやすいため男性よりもつりやすいとされています。

女性は筋肉量が少ないことが多く、筋肉の疲労や硬直が起こりやすいことも特徴です。

ホルモンの影響も関係しており、生理によって筋肉の緊張や柔軟性が変動しやすい傾向にあります。

高齢

加齢によって筋肉量や筋力が低下し、柔軟性も失われるため、血流が悪くなることで股関節がつりやすくなります。

また、高齢者の方は運動不足になりやすいため、できる範囲で運動やストレッチを行うことが大切です。

肥満の人

肥満になると股関節に大きな負担がかかる状態が続くため、つりやすくなります。

特に、急激な体重増加が起こると股関節の筋肉や靭帯に大きなストレスがかかるため、疲労や硬直が生じやすくなります。

また、肥満は血行不良を引き起こしやすく、十分な酸素や栄養が行きにくくなるため、体調管理だけでなく体重管理も心掛けるようにしましょう。

股関節がつった時の対策は?

股関節がつった直後は次の対策を行いましょう。

・ストレッチ
つった部分をゆっくり伸ばすようにストレッチしましょう。痛みが伴う場合は無理のない範囲で行ってください。ゆっくりと伸ばすことで筋肉がリラックスし、緊張を緩和させることができます。

・患部を冷やす
股関節がつった直後は患部を冷やして炎症や痛みを軽減させましょう。冷却パックや氷嚢をタオルで包み、15〜20分程度あてます。血流が一時的に減少するため、炎症や腫れが和らぎます。

股関節がつらないように日頃からできることは?

現在、股関節がつらない方でも、生活スタイルの変化や加齢によってつってしまう可能性があります。

日頃から簡単にできる対策をご紹介します。

適度な運動を行う

まずは、適度な運動を行うようにしましょう。

ウォーキングやストレッチは、手軽にできるため、運動の習慣がない方にもおすすめです。

また、何時間もする必要がなく、一日15〜20分程度でもOKです。運動習慣をつけることで股関節にかかる負担を軽減し、股関節がつらない体づくりができます。

着圧ストッキングを着用する

着圧ストッキングは、足全体の血行を促進し、筋肉の疲労を軽減する効果があります。

長時間立ち仕事をしている方やデスクワークで座りっぱなしの方は、血液の循環を改善する必要があります。

着圧ストッキングを使用して足全体の健康を保ちましょう。

薬を服用する

薬を服用することも対策の一つです。

先にご紹介したように、マグネシウム不足が原因で股関節がつることがあります。

そのため、マグネシウムを含むサプリメントや薬がおすすめです。

ほかにも、筋肉の緊張を和らげる鎮痛剤や抗炎症薬も良いでしょう。

薬を服用する際は、医師の指導のもとで適切に使用するようにしましょう。

広島周辺で股関節でお悩みの方はセラピストプラネットにご相談ください!

今回の記事では、股関節がつる原因や対策についてご紹介しました。

日頃からつることがくせになっていると、痛みが慢性化する可能性があるため、早めの対処がおすすめです。

広島周辺にお住まいの方で、股関節でお悩みの方は、ぜひセラピストプラネットにご相談ください。

セラピストプラネットは広島県広島市を拠点としている整骨院で、広島県内に10店舗を構えています。

どの店舗も最寄り駅から徒歩1〜13分程度というアクセスの良さが特徴の一つです。

どんな些細な症状でも、お気軽にご相談ください。

一人ひとりの原因を突き止めて、解決への道筋を探し、一緒に改善を目指していきましょう。