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      あぐらをかくと膝が痛い!内側・外側で考えられる原因を解説!

      あぐらをかくと膝が痛くなることには、さまざまな理由が考えられます。

      膝の内側が痛いのか、外側が痛いのかでも、原因は異なります。

      この記事では、あぐらをかくと膝が痛くなる原因や対策方法、日頃からできる習慣について解説するため、現在お悩みの方は参考にしてみてください。

      あぐらをかくと膝が痛い!考えられる病名は?

      あぐらをかいた時に膝に痛みを感じる場合、どこが痛むのかや、何が原因なのかを知って、適切な施術を行う必要があります。
      ここでは、考えられる病名についてご紹介します。

      【鵞足炎】内側が痛む

      鵞足炎(がそくえん)とは、膝の内側に痛みを感じる原因の一つです。

      鵞足とは、膝の内側にある3つの筋肉が集まった部分のことで、ここが炎症を起こすのが、鵞足炎です。

      ランニングや激しい運動が原因で発生しやすいですが、運動をしない人でも、長時間座っていたりあぐらをかいたりすることも原因となります。

      【腸脛靭帯炎】外側が痛む

      腸脛靭帯炎(ちょうけいじんたいえん)は、膝の外側に痛みを感じる原因の一つです。

      腸脛靭帯は、太ももの外側から膝の外側にかけて伸びる靭帯で、ランニングやサイクリングなどの繰り返し運動が原因で炎症を起こしやすい部分です。

      長時間運動したり急な動きを繰り返したりすることによって腸脛靭帯が摩擦を起こし、炎症が生じます。

      【変形性膝関節症】初動に痛みを感じる

      変形性膝関節症(へんけいせいひざかんせつしょう)は、膝関節の軟骨がすり減り、骨同士が擦れ合うことで痛みを引き起こす疾患です。

      高齢者に多くみられ、長年の摩耗や負担が蓄積したことが原因となります。

      動き始めに痛みを感じることが特徴で、長時間座っていた後に立ち上がる瞬間やあぐらをかいた後に立ち上がる際に強い痛みを感じることがあります。

      【内側側副靭帯損傷】内側を押すと痛みを感じる

      内側側副靭帯損傷(ないそくそくふくじんたいそんしょう)は、膝の内側の靭帯に大きなストレスや外力がかかることで損傷を起こす状態です。

      運動中に膝をひねったり、衝突をしたりすることが原因とされています。

      膝の内側を押すと鋭い痛みを感じることが特徴です。

      【タナ障害】膝から音が聞こえる

      タナ障害は、膝の内側にあるタナと呼ばれる小さなひだ状の部分が炎症を起こす病気です。

      繰り返しの膝の動きや大きな負担が原因となるため、スポーツを行う人に多く見られます。

      膝の曲げ伸ばし時にポッピング音のような音が聞こえることが特徴です。

      【半月板損傷】水が溜まっている可能性あり

      半月板損傷(はんげつばんそんしょう)は、膝関節内にある半月板という軟骨が損傷することで発生します。

      スポーツ中の急な動きや、膝のねじれなどが原因です。

      膝の腫れや痛みがあり、水が溜まることもあります。

      【疲労骨折】使いすぎによる骨の亀裂

      疲労骨折(ひろうこっせつ)は、骨に繰り返し大きな負担がかかることで生じる微細な骨の亀裂です。

      ランニングやジャンプなどのスポーツを長時間続けることで発生しやすくなります。

      あぐらで膝が痛くなりやすい人の特徴は?

      あぐらで膝が痛くなりやすい人には特徴があります。

      ここでは、考えられる特徴を3つご紹介します。

      筋肉が硬くなっている

      一つ目は、筋肉が硬くなっている人です。

      大腿四頭筋などの筋肉が硬直していると、膝関節に大きな負担がかかります。

      筋肉の柔軟性が低下すると関節の可動域が小さくなるため、膝を曲げた状態で座ることが難しく感じるでしょう。

      デスクワークや運動不足が原因で筋肉が硬くなりやすい人は、ストレッチを取り入れましょう。

      筋力が不足している

      膝周りの筋力が不足している人も、あぐらをかくと膝に痛みを感じやすくなります。

      筋力不足になる原因には次のことが考えられます。

      ・加齢
      ・デスクワークなどによる運動不足
      ・栄養が偏っている

      筋力不足により、膝を安定させることができず、座位姿勢での膝の位置が不安定になりやすいのです。

      そのため、膝の内側や外側、関節部分に痛みを引き起こすことがあります。

      O脚

      参照元:「治らない」は嘘? O脚の原因&治し方をトレーナーにask!

      O脚の人は、あぐらをかいた際に膝に痛みを感じるリスクが高くなります。

      O脚とは、上記画像の右側のように膝が外側に向かって湾曲する変形のことで、膝関節の内側に過度な負担がかかりやすい状態です。

      このため、あぐらをかくと膝の内側に圧力が集中し、痛みを引き起こすことがあります。

      膝が痛くならないように日頃からできる習慣は?

      膝の痛みを予防するためには、日頃からの習慣が大切です。ここでは、予防策についてご紹介します。

      適度に運動する

      適度な運動で膝周りの筋肉を強化することで、関節にかかる負担を軽減できます。

      ウォーキングやスイミング、サイクリングなどの有酸素運動がおすすめです。

      また、スクワットやレッグリフトなどの筋力トレーニングも取り入れることで、筋力を強化できます。

      自宅での筋力トレーニングが難しい場合は、ジムに通って専用の機械を使ったり、パーソナルジムで正しいフォームを学びながら鍛えるのも良いでしょう。

      正しい姿勢を意識する

      正しい姿勢を意識することも、膝の痛みを予防するために重要です。

      姿勢が悪いと、膝を含む関節に余計な負担をかける原因になります。

      デスクワークや長時間の座位を続ける場合は、椅子の高さや座り方に注意し、膝が90度に曲がるように調整しましょう。

      立ち姿勢では、両足に均等に体重をかけて、腰を引き締めて立つことが大切です。

      あぐらで膝が痛い時の対処法は?

      あぐらをかいた時に膝に痛みを感じる場合、原因に対して適切な対処をする必要があります。

      ここでは、膝に痛みを感じた時の対処法についてご紹介します。

      痛い部分を冷やす

      膝に痛みを感じた場合、まずは痛みのある部分を冷やしましょう。

      冷却は炎症を抑え、痛みを軽減する効果があります。

      氷嚢や冷却パックを用意して、痛む部分に15〜20分程度あてます。

      冷却を行う際は、直接肌に触れないようにタオルで包むようにしましょう。

      氷嚢や冷却パックは、Amazonなどのネットや100均などで手軽に購入できます。

      参照元:Amazon.co.jp: 【バレーボール西田有志選手 愛用ブランド】ザムスト(ZAMST) アイシング 氷嚢(氷のう) アイスバッグ 首用 首 冷却 暑さ対策 クールダウン 野球 サッカー ゴルフ スポーツ全般 スポーツ観戦 日常生活 : ドラッグストア

      実際にスポーツ選手が使用しているものも低価格で手に入るため、スポーツをやっている方なら一つ持っておくと良いでしょう。

      ダイエットで身体への負担を減らす

      膝の痛みを軽減するためには、体重管理も大切です。

      体重が増えると、膝にかかる負担が大きくなり、痛みの原因につながります。

      体重管理を行い、膝への負担を軽減することで、痛みを予防できます。

      バランスの取れた食事と適度な運動を組み合わせることがダイエットの基本です。

      過度なダイエットは逆効果となる場合があるため、無理のない範囲で行いましょう。

      ストレッチを行う

      膝の痛みを和らげるためには、ストレッチも効果的です。

      太ももやふくらはぎの筋肉を柔軟に保つことで、膝にかかる負担を軽減することができます。

      太ももの前側を伸ばすストレッチや、ふくらはぎのストレッチなどがあります。

      朝起きたときや仕事の合間、寝る前などにストレッチを取り入れることがおすすめです。

      あぐらで膝が痛い時におすすめのストレッチは?

      あぐらで膝が痛い時の対策としてストレッチがおすすめです。

      ここでは3つのストレッチをご紹介します。

      大腿四頭筋のストレッチ

      参照元:大腿四頭筋 – Wikipedia

      大腿四頭筋は、画像赤部分の膝を支える重要な筋肉で、この筋肉をしっかりとストレッチすることで膝の痛みを軽減できます。

      1.立った状態で、右手で右足の足首を持ち、膝を曲げてかかとをお尻に近づけます。(膝が左右に開かないように注意し、膝を腰幅に揃えましょう)
      2.太ももの前側がしっかりと伸びていることを感じながら、30秒から1分程度保持します。
      3.反対側も同様に行います。

      膝周りの筋肉を柔軟にし、あぐらをかく際に膝の痛みを和らげる効果が期待できます。

      横になった状態でできるストレッチ方法もあります。詳しくは、以下の動画をご覧ください。

      大腿四頭筋ストレッチ

      ハムストリングスのストレッチ

      参照元:ハムストリング肉離れ(森ファミリー接骨院 名古屋市中川区・港区)

      ハムストリングスは、太ももの後ろ側にある筋肉であり、この筋肉が硬くなると膝に負担がかかりやすくなります。

      ・床に座り、両足を前に伸ばします。
      ・片方の膝を曲げて、足の裏を反対側の太ももに当てます。
      ・伸ばしている足のつま先に向かって、上体をゆっくりと前に倒します。
      ・ハムストリングスがしっかりと伸びていることを感じながら、30秒から1分程度保持します。
      ・反対側も同様に行います。

      このストレッチは、膝の後ろ側の筋肉を柔軟にし、膝への負担を軽減する効果が期待できます。

      上記の方法に似たストレッチが、以下の動画でも確認できます。ぜひご覧ください。

      ハムストリングスを柔らかくするストレッチ|太もも裏が硬くてお悩みの方へ!【6分間】

      内転筋のストレッチ

      参照元:『内転筋が痛い!』 膝の痛みの原因と解消ポイントを細かく知ろう | 猫背矯正の専門家 スカッと整体鷺沼店

      内転筋は、太ももの内側にある筋肉で、硬くなるとあぐらをかく際に膝に痛みを感じることがあります。

      1.床に座り、両足の裏を合わせて膝を外側に開きます。
      2.両手で足首を持ち、背筋を伸ばしながら上体をゆっくりと前に倒します。
      3.太ももの内側がしっかりと伸びていることを感じながら、30秒から1分程度保持します。

      内転筋の柔軟性を高め、あぐらをかく際の膝の痛みを和らげる効果が期待できます。

      少しハードなストレッチに挑戦してみたい方は、以下の動画のストレッチをお試しください。

      実際に試してみると、内転筋が非常によく伸び、気持ち良さも感じられます。

      内転筋のストレッチ|内ももをゆっくり伸ばす【5分間】

      広島周辺であぐらをかくと膝が痛い場合はセラピストプラネットにご相談ください!

      あぐらをかくと膝が痛い理由にはさまざまな原因が考えられますが、どれにしても早めの対処が必要です。

      自分で対処することも大切ですが、できるだけ自己判断をせずに専門家に相談するようにしましょう。

      広島周辺にお住まいの方で、膝が痛くてお悩みの方は、ぜひセラピストプラネットにご相談ください。

      セラピストプラネットは広島県広島市を拠点としている整骨院で、広島県内に10店舗を構えています。

      どの店舗も最寄り駅から徒歩1〜13分程度というアクセスの良さが特徴の一つです。

      どんな些細な症状でも、お気軽にご相談ください。

      一人ひとりの原因を突き止めて、解決への道筋を探し、一緒に改善を目指していきましょう。