風池のツボの効果とは?頭痛・めまい・眼精疲労の改善に役立つ押し方を解説!

風池のツボをご存知でしょうか?

首の後ろに位置するツボで、頭痛やめまい、眼精疲労などの症状を緩和すると言われています。

この記事では、風池のツボに期待できる効果や効果を高めるためのおすすめの押し方について詳しくご紹介します。

風池のツボとは?

風池(ふうち)のツボは、首の後ろにあるツボの一つで、頭や首まわりの不調に関わる大切なポイントです。

ちょうど後頭部のくぼみのあたりにあり、耳の後ろの骨から少し内側に指をすべらせると、くぼんだ部分に触れることができます。

両手の親指をそのくぼみに当て、やさしく押しながら頭を後ろに傾けると、ツボの位置を感じやすいでしょう。

【ツボ】風池は何に効果が期待できる?

風池(ふうち)というツボは、首の後ろにあり、頭や目の疲れを和らげるのに役立つとされています。

スマホやパソコンの使用が増えて肩こりや頭痛、眼精疲労を感じる人が多い現代では、手軽にケアできることから取り入れる方が多くいらっしゃいます。

風池を適切に刺激することで、血流が良くなり、緊張がほぐれやすくなるのが特徴です。

ここでは、風池のツボがどんな不調に良い影響を与えるのかを詳しくご紹介します。

頭痛

風池のツボは、緊張型頭痛やストレスによる頭痛に良いとされています。

首や肩の筋肉がこわばると、血流が悪くなり、頭痛が起こりやすくなるのです。

そこで風池を優しく押してほぐすことで首の筋肉がゆるんで血流がスムーズになるため、頭痛の軽減が期待できます。

押すときは、親指を使ってゆっくり押し、離すという一連の動作を繰り返すのがポイントです。

また、深呼吸しながら行うと、よりリラックスしながらできます。

デスクワークやスマホの使用で頭が重く感じるときに試してみるのもおすすめですよ。

めまい

めまいの原因の一つとして、血流の滞りや自律神経の乱れが考えられます。

風池を刺激すると、首まわりの血流が改善され、脳へしっかり酸素が行き渡るため、めまいの予防や軽減につながることが期待できます。

特に、ストレスや疲労によるめまいに効果的とされており、気分がすぐれないときに試してみるのも良いでしょう。

ただし、めまいが頻繁に起こる場合は、ツボだけに頼るのではなく、無理をせず医師に相談するようにしてくださいね。

眼精疲労

長時間のパソコン作業やスマホの使用で目が疲れることはありませんか?

風池のツボは、目のまわりの血流を促して眼精疲労の緩和にも役立つとされています。

特に、目の奥が重たいと感じるときや、視界がぼやけるときに試してみると良いでしょう。

ツボを押すときは、親指でやさしく5秒ほど押して離す動作を数回繰り返すと、目の疲れが和らぎやすくなります。

また、目を閉じて深呼吸しながら押すと、よりリラックス効果が得られます。

目の酷使したことによる疲れを感じたときに、ぜひ試してみてくださいね。

風池のツボと同じ効果が期待できるツボは?

風池は、頭痛やめまい、眼精疲労の緩和に役立つツボですが、実は同じような効果が期待できるツボがほかにもあります。

たとえば、頭痛には「百会(ひゃくえ)」、めまいには「天柱(てんちゅう)」、眼精疲労には「睛明(せいめい)」がおすすめです。

これらのツボを組み合わせて刺激すると、より体の調子を整えやすくなるかもしれません。

それぞれのツボについて詳しくご紹介します。

頭痛なら百会(ひゃくえ)

百会は、「百のツボが交わる場所」といわれるほど、さまざまな不調に働きかける万能のツボです。

頭のてっぺん、ちょうど耳と耳を結んだ線の中央あたりに位置し、押すとズーンと響くような感覚があります。

頭痛が気になるときは、指の腹を使ってゆっくりと押したり、手のひらの付け根(手根)で軽く回すようにマッサージすると、緊張がほぐれて血流が良くなります。

特に、ストレスや肩こりが原因の頭痛におすすめです。

また、頭痛だけでなく、鼻づまりや高血圧・低血圧、更年期障害の改善にも良いとされています。

めまいなら天柱(てんちゅう)

天柱は、風池のツボと同じく首の後ろにあり、めまいの軽減に役立つとされています。

場所は、後頭部の髪の生え際あたりで、首の太い筋肉の外側にあります。

天柱を刺激することで、首や肩の緊張がほぐれ、血流が改善されるため、めまいの緩和につながることが期待できます。

長時間のデスクワークやスマホの使用で首がこわばったときにもおすすめです。

眼精疲労なら睛明(せいめい)

睛明は、目頭と鼻の付け根の間にあるツボで、目の疲れを感じると、無意識のうちに押してしまうこともある場所です。

このツボを刺激すると、目の周りの血流が良くなり、眼精疲労の改善につながるとされています。

押し方は、両手の人差し指を使い、ゆっくりと指の腹で押し込むようにするのがポイントです。

また、親指と人差し指で両方のツボをつまむように刺激すると、よりリフレッシュ効果が得られるでしょう。

目が疲れを感じたときに、簡単にできるのでぜひ試してみてくださいね。

効果アップが期待できるツボの押し方は?

ツボを押すとき、ただ何となく押すのではなく、ちょっとしたコツを意識するだけで効果がグンと高まることがあります。

たとえば、呼吸を整えながら押すことでリラックスしやすくなったり、押す時間や力加減を調整することで体への負担を減らしつつ、しっかりとツボの刺激を届けることができます。

ここでは、ツボ押しのポイントを詳しくご紹介します。

呼吸を意識しながら押す

ツボを押すときは、呼吸を意識することでより効果を高めることができます。

息をゆっくりと吐きながら押すのがポイント。息を吐くことで副交感神経が優位になり、リラックスしやすくなります。

その結果、ツボの刺激が体にスムーズに伝わり、血流が促されやすくなるのです。

逆に、息を止めたり、浅い呼吸のまま押したりすると、体が緊張しやすくなり、ツボ押しの効果が十分に発揮されないこともあります。

リラックスした状態で、深くゆっくりと呼吸しながらツボを押してみましょう。

3〜5秒を目安に行う

ツボを押す時間は、短すぎても長すぎても効果が薄れてしまいます。

一般的には、1回につき3〜5秒を目安に押し、ゆっくり離すことが推奨されています。

押している間にジワーッとした刺激を感じたら、ツボにしっかり働きかけられている証拠です。

1箇所につき3〜5回程度繰り返すと、より効果を実感しやすくなるでしょう。

ただし、押しすぎると逆に筋肉がこわばってしまうこともあるため、適度な回数で行ってくださいね。

短時間でも、毎日続けることで体の調子を整えやすくなります。

気持ちいいと感じる強さで押す

ツボは、強く押せば押すほど効果があるわけではありません。

強すぎる刺激を与えると、筋肉や組織を傷つけてしまい、揉み返しの原因になることがあります。

そのため、「少し痛気持ちいい」と感じるくらいの力加減が理想的です。

押したときに、ジワーッとした心地よい刺激を感じる程度を目安にしましょう。

もし痛みを感じたり、翌日に違和感が残ったりする場合は、力が強すぎる可能性があります。

お体と相談しながら、無理のない範囲でツボ押しを楽しんでくださいね。

広島周辺でお体の不調でお悩みの方はセラピストプラネットにご相談ください!

この記事では、風池のツボを押して改善が期待できる症状や、風池と同じ効果が期待できるツボ、ツボ押しの効果を高める方法について詳しくご紹介しました。

ツボはお体のさまざまな症状を緩和する効果が期待できるため、よく現れる症状に対応したツボを知っておくと、いざという時に役に立ちますよ。

広島周辺にお住まいの方で、お体の不調でお悩みの方は、ぜひセラピストプラネットにご相談ください。

セラピストプラネットは広島県広島市を拠点としている整骨院で、広島県内に10店舗を構えています。

どの店舗も最寄り駅から徒歩1〜13分程度というアクセスの良さが特徴の一つです。

どんな些細な症状でも、お気軽にご相談ください。

一人ひとりの原因を突き止めて、解決への道筋を探し、一緒に改善を目指していきましょう。