シンスプリントのマッサージ方法は?治し方・悪化しないやり方をご紹介!

 

「シンスプリントって何?」

「どうやったら治るの?」

「怪我をしたらどうしたらいいの?」

このようにシンスプリントという名前自体を知らない方も多いのではないでしょうか。

この記事では下記の内容について解説していきます。

 

・シンスプリントとは何かわかる

・シンスプリントを早く治すためにどうすればいいか

・自分で出来る簡単なセルフケアの方法

 

この記事を読めば、シンスプリントになる原因や、シンスプリントになった時の正しい対処法がわかります。

 

ぜひ、最後までご覧ください。

 

シンスプリントとは?

シンスプリントとは膝から足首までの脛骨の骨膜が炎症を起こすことです。

一種のスポーツ障害であり、過労性脛骨骨膜炎とも呼ばれています。

主に走るスポーツをしている中学生、高校生や、運動を久々に再開した成人の方の発症が多く見られます。

 

患部を指で押すと痛みが強くなる症状があり、腫脹や熱感が出てくる場合もあるので注意が必要です。。

シンスプリントになる原因は?

ランニングやジャンピング、過度な運動量、フォームの変更、固いグラウンドでの練習、О脚や偏平足の人、足関節の柔軟性が低い人など、過度な反復運動の負荷によって出来る骨の炎症です。

 

はじめは休めば治りますが、オーバーワークや部活の練習が休めないなどの理由により、完治を待たずに新たな損傷が出来てしまい、慢性化してしまうケースもあります。

スネの筋肉を使いすぎ

運動後や運動時に、脛の内側から中央にかけてズキズキとした痛みが生じます。

使いすぎ症候群、つまりオーバーユースの一つであり、シーズンの初めや新人選手が急にハードなトレーニングを始めた際に起こりやすいので注意しましょう。

筋肉が硬くなっている

ダッシュや急ブレーキなどを繰り返し、筋肉や筋膜が引っ張られることで発症します。

 

また、慣れない体の動きによって、ふくらはぎや足の裏などの筋肉が硬くなるため、関節の動きも鈍くなり、それを補おうとして、運動した際にふくらはぎの内側に負荷がかかりシンスプリントになります。

シンスプリントの治し方は?

筋肉痛は2、3日で回復しますが、それ以上かかっている場合はシンスプリントや、他に原因がある可能性が高いため、専門家に相談しましょう。

 

一般的には3〜5週間で治るといわれていますが、それは炎症が収まる期間です。

自然に改善する人も居ますが、慢性化した場合は半年〜年単位で痛みが続くこともあります。

 

ここではシンスプリントの基本的な直し方を説明します。

安静に過ごす

基本的には運動を制御、または中止し、安静に過ごすことが大切です。

痛みが酷い初期の場合はアイスパックや氷水で凍傷しないように気を付けつつ10分ほど冷やしましょう。

 

初期段階であれば2週間程度、軽症の場合であれば1〜2週間ほど、重症化(慢性化)している場合は数か月安静にします。

 

どうしても仕事などで動く場合はテーピングで足関節をしっかり固定します。

薬を服用する

炎症がある場合は、非ステロイド性炎症鎮静剤(ロキソニンなど)や、湿布をすることで炎症を抑えることができます。

飲み薬は胃への負担を減らすために、空腹時は避けて食後に服用することが望ましいです。

また、長期間服用すると胃があれるなどの副作用が出る場合もあります。

 

痛み止めのお薬の服用や、痛みがひどい場所に貼る湿布は、一時的に痛みを軽減させる効果がありますが、原因を根元から改善しないと再発や慢性化の原因につながります。

 

マッサージを行う

骨膜が引っ張られている事により傷むため、骨膜のストレスを軽減するためには柔軟性を保つ必要があります。

 

足湯やお風呂上りに固まっている筋肉が柔らかくなる時にマッサージするのがおすすめです。

柔軟性を高め、筋肉のバランスを改善して、再発防止の為に日ごろからマッサージを行いましょう。

 

シンスプリントのマッサージ方法は?

シンスプリントになった時の詳しいマッサージ方法をご紹介します。

外側のマッサージ方法

第二の心臓とも呼ばれるふくらはぎを普段から動かすことによって、筋肉を緩め、運動不足解消にもなります。

 

かかとを上げ下げするだけでも血流が良くなり、ふくらはぎの張りが軽減し、怪我の防止に繋がります。

内側のマッサージ方法

ふくらはぎの内側、くるぶしから脛の内側にある骨に沿ってマッサージしましょう。

骨から筋肉をはがすようなイメージです。

少し抑えた際に痛みがある場合は無理をせずに、さする程度にしておきましょう。

 

参照元:シンスプリント(脛骨過労性骨膜炎) | 慢性痛治療の専門医による痛みと身体のQ&A

足裏のマッサージ方法

 

足の裏を親指でマッサージします。足つぼマッサージのイメージです。

痛気持ちいいと感じる程度の強さで押します。

触ったときに硬いと感じた部分を中心にコリをほぐすようにマッサージを行います。

 

参照元:シンスプリント(脛骨過労性骨膜炎) | 慢性痛治療の専門医による痛みと身体のQ&A

シンスプリントのマッサージは悪化しない?

何もしなくても痛む、我慢できないくらい痛い場合は、疲労骨折の場合もあります。

 

その場合のマッサージは悪化するので、急いで痛い部位を冷やし、専門家に相談しましょう。

 

マッサージをする際に、初めから痛みが強い場所の近くをマッサージすると悪化する恐れがあるため、痛みが強いところはさするだけにしたり、強く揉みほぐさないように注意してください。

シンスプリントのマッサージにおすすめのアイテムは?

マッサージやストレッチなど自身でケアすることも大切ですが、道具を使ってシンスプリントを治しましょう。

道具の使い方を正しくマスターすれば、今後の生活で怪我の防止や、怪我をした際に冷静に対応できるようになります。

 

ここではマッサージガン、テーピング、インソールを試す事をおすすめします。

それぞれの特徴や、YouTubeへのリンクもあるのでぜひご活用ください。

マッサージガン

足の裏や痛みがある箇所をマッサージしたりする場合、悪化を防ぐためにマッサージガンを推奨しているスポーツトレーナーの方は多い傾向にあります。

 

マッサージがんを当てるポイントは3つ。

 

1:当てる場所

2:当てる範囲

3:当てる向き

 

これらがポイントになってきます。

詳しくは下記のURLからYouTubeをご覧ください。

参照元:マッサージガン シンスプリント編

テーピング

テーピングは直すためのものでなく、あくまでも負担を減らし、痛みを軽減する対症療法です。

テーピングやサポーターにより脛への負担を減らすことが出来るので、痛みが減る他、悪化を防止することが出来ます。

 

注意すべき点は、巻き方が違うとほとんど意味がない事です。

シンスプリントになった原因も人それぞれの為、原因に合わせた巻き方をする必要があります。

 

詳しくは下記のURLからYouTubeをご覧ください。

参照元:【テーピング方法】シンスプリント

インソール

足の形によって負担がかかりやすい人はインソールを入れましょう。

インソールには骨格強制を促すものがあり、かかと周りの関節が整い、負担が軽くなることで痛みが軽減します。

 

インソールを入れることによって関節負担が軽減され怪我がしにくくなる他、姿勢が良くなり疲れにくくなり、安定した脚力や運動効率上昇が伺えます。

シンスプリントのマッサージはセラピストプラネットにご相談ください!

今回はシンスプリントについて解説しました。

シンスプリントになる原因を知り、適切な対処をすれば慢性化を免れ、はやくスポーツを楽しむことができます。

広島周辺にお住まいの方で、シンスプリントでお悩みの方は、ぜひセラピストプラネットにご相談ください。

セラピストプラネットは広島県広島市を拠点としている整骨院で、広島県内に10店舗を構えています。

どの店舗も最寄り駅から徒歩1〜13分程度というアクセスの良さが特徴の一つです。

どんな些細な症状でも、お気軽にご相談ください。

一人ひとりの原因を突き止めて、解決への道筋を探し、一緒に改善を目指していきましょう。