内反小指になる原因は？改善方法・予防アイテム・外反母趾との違いを解説！

「最近、足の小指が曲がってきて痛い…。」「内反小指が痛いのは何が原因なの？」

そう感じる方も多いのではないでしょうか。

特に長時間歩くと足が痛くなり、靴選びにも苦労しているかもしれません。

内反小指は、骨や関節の異常、または合わない靴の影響で起こることが多いですが、適切な対処をすれば改善や予防が可能です。

この記事では、内反小指の原因や改善方法、予防に役立つアイテムについて詳しく解説します。

また、外反母趾との違いについても触れ、足の健康を守るための方法を紹介します。

内反小指とは？

内反小指とは、足の小指が内側に曲がってしまう状態のことを指します。

見た目には、小指が薬指側に倒れ込んでいるように見え、痛みや不快感を伴うことが多いとされています。

特に靴を履いたときに痛みが強くなるため、靴選びに苦労する方も多いかもしれません。

この症状は、外反母趾と同様に、足の形状や骨、関節の異常が原因となることが多いとされています。

さらに、靴が合わないことで、症状が悪化することも。

長時間の歩行や立ち仕事をしている方にとっては、非常に困る状態ですよね。

外反母趾との違い

外反母趾と内反小指は、どちらも足の形状に関する問題ですが、症状が発生する部位が異なります。

外反母趾は足の親指が外側に曲がる状態を指し、内反小指は小指が内側に曲がる状態です。

外反母趾の方が広く知られているため、内反小指と混同されることも多いですが、検査法や予防法には異なる点があるため、しっかりと理解しておきましょう。

外反母趾の場合、親指の付け根にある関節部分が大きく変形し、痛みが強くなるのが特徴。

一方で内反小指は、小指の変形が中心で指の付け根や小指そのものに痛みが生じることが多いものです。

内反小指になる原因は？

内反小指の主な原因は、足の関節や骨に異常が生じることです。

これらの異常は、足にかかる負荷や日常的な習慣によって引き起こされることが多いのですが、外的な要因や遺伝的な影響も見逃せません。

ここでは、具体的な原因について詳しくご紹介します。

関節や骨の異常

足の関節や骨の構造に問題が生じることも、原因の一つと考えられます。

小指の関節がずれてしまったり、骨の形が正常ではなくなったりすることで、小指が内側に曲がってしまいます。

これは、長期間にわたり足に不適切な負荷がかかることで徐々に進行することが多く、気づかないうちに悪化しているケースも多いでしょう。

 

また、加齢とともに関節や靭帯が弱くなり、変形しやすくなるため、年齢を重ねた方に多く見られる症状でもあります。

日常的なケアを怠ると、内反小指の進行を早めることになるかもしれません。

ヒールや靴による影響

内反小指の発症において、靴の選び方は非常に大きな影響を与えます。

特に、つま先が細いデザインの靴を履くと、小趾（足の小指）が圧迫され、変形しやすくなります。

この圧迫が続くと、小趾が内側に曲がり、痛みを伴う内反小指になってしまう可能性が高まるかもしれません。

 

また、ヒールが高い靴は、足全体が前方に滑りやすくなり、靴の先に足が押し付けられる状態を作り出します。

このような状況では、小趾が常に圧迫されるため、内反小指が悪化しやすくなります。

さらに、幅の狭い靴を避けるために、大きめのサイズの靴を選ぶ方も多いかもしれません。

しかし、大きすぎる靴を履くと、歩くたびに足が靴の中で動き、踏み込むたびに足先が靴の先端に滑り込んでしまうのです。

内反小指の改善方法は？

内反小指は、適切な対処を行うことで改善が期待できます。

特に、足の筋肉や関節を正しくケアすることが重要です。以下では、内反小指の改善に役立つ具体的な方法を紹介します。

足の筋肉を鍛える

内反小指の改善には、足の筋肉を鍛えることが重要です。

特に、足の指や足裏の内在筋（インナーマッスルのような細かい筋肉）を強化することで、足のアーチを支え、正しい足の形状を維持しやすくなるでしょう。

足の筋肉が弱っていると、歩行時に足の形状が崩れやすく、小趾が内側に曲がるリスクが高まるのです。

足の関節の可動域を広げる

内反小指の改善には、足の関節の可動域を広げるエクササイズがおすすめです。

足首の可動域が狭くなると、小趾にかかる負担が増え、内反小指が悪化する原因となるかもしれません。

そのため、関節の可動性を広げて、柔らかく保つことが重要です。

 

具体的には、足首のストレッチを中心としたエクササイズを行うことで、歩行や立った際に小趾にかかる負担を減らします。

ストレッチには、足指を軽く広げたり、曲げたりする動きが含まれ、関節周りの筋肉を緩める効果があります。

また、バランストレーニングや歩き方の改善も取り入れることで、足裏全体に均等な負荷がかかり、小趾への圧力が集中しないように調整する力を養うことができます。

骨を切断する

内反小指が重度の場合、手術が選択肢に挙げられます。

特に、骨や関節が大きく変形してしまった場合には、保存的な検査では効果が見込めないことも。

手術では、変形した骨を一部切断し、正しい位置に修正することを目的とします。

手術は最終手段として考えられ、痛みや機能障害が日常生活に支障をきたす場合に検討されます。

術後はリハビリが必要となり、足の筋肉や関節の機能を回復させるためのトレーニングを行う必要があるでしょう。

内反小指を予防するためのアイテムは？

内反小指の予防には、日常生活で使える便利なアイテムがあります。ここでは、予防に役立つ3つのアイテムをご紹介します。

自分に合った靴

内反小指を予防する最も基本的な方法は、自分の足に合う靴を選ぶことです。

つま先が狭い靴やヒールの高い靴を避け、足全体がリラックスできるスペースを持つ靴を履くようにしましょう。

足の形に合わない靴を履き続けると、足が靴の中で圧迫され、小趾が内側に押されてしまいます。

特に、ヒールの高い靴では、足が前に滑りやすく、小趾に余計な負担がかかりやすくなると言われています。

 

適切な靴を選ぶ際には、つま先部分に余裕があり、靴の中で足指を自由に動かせるものを選びましょう。

また、靴底が柔らかく、足の動きをサポートする靴は、長時間歩いても足への負担が少なく済みます。

さらに、足の形やサイズに合わせたオーダーメイドの靴もおすすめです。

アーチのあるインソール

インソールは、足の形をサポートし足裏全体に負荷を均等に分散させるのに役立ちます。

特にアーチサポートのあるインソールは、足の安定性を向上させ、内反小指の予防に効果的です。

アーチがしっかりしているインソールを使用することで、足の骨格配列が正しい位置に保たれ、小趾への過度な圧力を減らすことができるでしょう。

サポーター

参照元：Amazon | ソルボ外反母趾・内反少趾サポーター固定

サポーターは、内反小指の進行を防ぐために使用されることが多いアイテムです。

小趾を外側に矯正したりアーチをサポートすることで、小趾を正しい位置に戻す補助を行います。

サポーターは、日中の活動中や夜間のリラックスタイムに装着できるものもあり、長時間装着しても違和感が少ないものが多く販売されています。

サポーターを装着することで、小趾の変形を防ぐだけでなく、痛みの軽減にもつながるかもしれません。

内反小指の初期段階では、サポーターの使用が特に効果的なので、試してみる価値ありです。

内反小指は整体で改善を目指せる？

内反小指は、足の骨や筋肉のバランスが崩れることによって引き起こされます。

整体は、このバランスを取り戻すための有効な手段です。

施術では、まず足の状態と内反小指の原因を評価します。

その後、足の骨格や筋肉の調整を行い、小趾への負担を軽減します。

また整体では、硬くなった筋肉をリリースし、血行を促進する施術が行われます。

特に小趾の付け根の関節や足底が硬い場合、ストレッチやマッサージを行うことで本来の可動性に戻ることが期待できます。

広島周辺で内反小指にお悩みの方はセラピストプラネットにご相談ください！

内反小指は、骨や関節の異常や不適切な靴の影響で引き起こされることが多いですが、適切に対策することで改善が可能。

足の筋肉を鍛えたり、関節の可動域を広げるエクササイズが効果的です。

また、靴選びやインソール、サポーターを使用することで、日常生活での負担を軽減することができるかもしれません。

広島周辺にお住まいの方で、内反小指にお悩みの方は、ぜひセラピストプラネットにご相談ください。

セラピストプラネットは広島県広島市を拠点としている整骨院で、広島県内に10店舗を構えています。

どの店舗も最寄り駅から徒歩1〜13分程度というアクセスの良さが特徴の一つです。

どんな些細な症状でも、お気軽にご相談ください。

一人ひとりの原因を突き止めて、解決への道筋を探し、一緒に改善を目指していきましょう。