扁平足のデメリットは?対策方法・おすすめのアイテムをご紹介!
扁平足の悩みは老若男女問わず、多くの方が悩んでいる悩みの一つです。
足が痛みやすくなったり、疲れやすくなったり。
扁平足で起こる症状は色々なものがあるため、今回は症状の原因と対策について紹介します。
扁平足とは?
扁平足とは、足の土踏まずの部分が地面についてしまい、足の裏全体が地面についてしまう状態のことをいいます。
この状態は体重をうまく足の裏にかけることができず、動きにくさや痛み・疲れ、転びやすくなるといった症状が出ます。
扁平足のデメリットは?
扁平足を作っている足の土踏まずの部分はアーチという名前です。
この部位は筋肉や腱、靭帯などで作られています。
本来、体重を効率よく支えるバネのような構造になっているため、扁平足になると体重をかけた時にバネの機能がないので足に衝撃が走るような状態になります。
その衝撃は足の筋肉への負担になるため、疲労が出たり、痛みが出たりしてしまうことも。
人によりますが腰痛や膝の痛みにつながることもあります。
姿勢が悪くなる
扁平足によって、適切な体重のかけ方ができなくなってしまい、姿勢が悪くなってしまうことがあります。
体重のかけ方が変わってしまうことで足の裏や足首だけでなく膝や股関節、腰部の筋肉が働きにくくもなります。
その結果、猫背になってしまうことも。
また扁平足によって膝や股関節、腰部だけでなく首の部分まで影響してしまいます。
扁平足は骨の位置も変わってしまっている状態なので、通常の姿勢よりも筋力を多く使ってしまう状態と言われています。
足が痛みやすくなる
先に述べたように、扁平足になると効率のいい体重のかけ方をすることができなくなってしまうため、負荷がかかってしまいます。
本来、体というのは体重を均等にかけて筋肉による体力の消費が起きないように骨の支持でできるだけ支えるものです。
しかし、扁平足になると筋力で立ってしまうようになるため、足に負荷がかかります。
また衝撃を強く受けてしまうことで足が痛みやすくなります。
足が疲れやすくなる
上記と同様に、足の衝撃を筋力で受け止めることになってしまうため、筋肉を多用してしまうこと、そして筋力を使ってしまうことで疲労しやすくなってしまいます。
扁平足の状態は足の裏の筋肉が伸び切ってしまうことで収縮しにくくなってしまいます。
筋肉が収縮しないと疲労物質を流せなくなってしまうこともあり、疲労が溜まりやすくなってしまいます。
転びやすくなる
普段の体重のかけ方が変わってしまうことで歩き方も変わってしまい、転倒リスクが生じるようになります。
特に、高齢になってから扁平足になってしまうと、転倒してしまった時に骨折する危険性が高く、改善に向けた介入が必要となります。
膝痛・腰痛になりやすくなる
先に述べたように体重のかけ方が悪くなってしまうことで膝や股関節、腰部の筋肉の力の入り方が変わります。
そのため、膝痛や腰痛のリスクが高くなります。
また、猫背になってしまうと腰部の筋肉が硬くなってしまうなどの症状も出てしまうので腰痛にもつながります。
外反母趾やO脚になりやすくなる
扁平足になることで、足の指に外方向への力が加わります。
その結果、足の指の筋力が弱くなり更に外反母趾が進行してしまいます。
外反母趾になってしまうと扁平足がさらに進行してしまうことも。
骨の構造上生じてしまう症状のため、膝だけがO脚の原因となることはなく、扁平足も症状の原因になります。
扁平足の原因は?
扁平足は、足のアーチが低下し、足底が平らになってしまう状態です。
原因としては、先天的なものと後天的なものが考えられます。
先天的な場合は、生まれつき足のアーチが形成されないことがありますが、後天的には、過剰な体重や長時間の立ち仕事、運動不足による筋力の低下などがアーチを崩す要因となります。
また、サポートが不十分な靴やヒールの高すぎる靴を長期間履くことも影響を与えることがあります。
扁平足は無症状のこともありますが、足や膝、腰に痛みを引き起こす場合があり、正しい靴の選び方や筋力強化が重要です。
扁平足を対策する方法は?
扁平足の原因には主にかかと重心や筋力低下、骨の異常も挙げられます。
それぞれ原因を専門家と見極めて適切な対応方法を実施することがポイントです。
サポーターを使う
骨の異常には適切なサポーターを処方することが対策となります。
かかとが原因であった場合、かかとを適切な位置に修正することが改善のポイントになります。
専門家と相談して適切な装具を選ぶことが重要です。
靴のサイズを見直す
靴のサイズが大きい場合、体重を適切にかけることができなくなります。
かかとが内回りしてしまったり、指の筋力が低下してしまったりして扁平足が加速してしまいます。
足裏に正しい力を入れることができるような適切なサイズの靴を選ぶことが重要です。
3点に重心を置く姿勢を意識する
普段から歩き方や立ち方を意識することもとても重要です。
立っている時にかかと・母趾球・小趾球の3点に均等に体重をかけるようにすることを意識してみてください。
この3点に体重をかけることで自然と足の指には力が入り、土踏まずが形成されるようになります。
ポイントは3点に均等に体重をかけることで、特に母趾球と小趾球のどちらかに体重がかかるとかかとがねじれてしまっている証拠であるため、均等に体重をかけるようにしましょう。
扁平足予防におすすめのアイテムは?
扁平足におすすめのアイテムは足の裏の筋肉をほぐせるものや、筋力強化を目的にできるものを選ぶことがおすすめです。
青竹
昔からある青竹ふみや足ツボマッサージは非常におすすめです。
足の裏の筋肉に刺激を与えることで足の裏の筋力が活性化し、扁平足の予防になります。
タオル
どのご家庭にもあるタオルが、実は扁平足予防のアイテムになります。
タオルを使ったタオルギャザーという方法が扁平足の予防法としてお勧めです。
タオルギャザーとは、タオルを床に置いて、椅子に座って足の指を曲げてタオルを集めることをいいます。
この動きで足の指を曲げる力を鍛えることができます。
扁平足はスポーツに不利?
扁平足の選手はどの競技にもいらっしゃいます。
先述の通り、疲労のしやすさや足や膝、腰にかかる負荷はもちろん大きいとされています。
疲労等を考慮すると扁平足はスポーツと関係ないと言い切ることができません。
可能であれば改善を目指すことが推奨されます。
広島周辺で扁平足でお悩みの方はセラピストプラネットにご相談ください!
この記事では、扁平足のデメリットや原因、対策方法などをご紹介しました。
扁平足になると日常生活に影響することがあるため、少しでも気になった場合は専門家に相談することをおすすめします。
広島周辺にお住まいの方で、扁平足にお悩みの方は、ぜひセラピストプラネットにご相談ください。
セラピストプラネットは広島県広島市を拠点としている整骨院で、広島県内に10店舗を構えています。
どの店舗も最寄り駅から徒歩1〜13分程度というアクセスの良さが特徴の一つです。
どんな些細な症状でも、お気軽にご相談ください。
一人ひとりの原因を突き止めて、解決への道筋を探し、一緒に改善を目指していきましょう。